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 裁判員ACTの新企画「裁判アイズ・オンライン」第3回は、「暴力団組長の刑事責任」をテーマに取り上げます。（第1回は「刑事責任能力と裁判員裁判」を、第2回は「騒音トラブル殺人と裁判員裁判」をテーマに取り上げました）

ある暴力団組員（1名ない数名）が、日頃から暴力団にとって好ましくないと思われる市民に対して4件もの襲撃事件を起こしました。うち、一件が拳銃による殺人事件。関西ではあまり話題になっていませんが、福岡ではかなり注目されています。一審・福岡地裁では、工藤会のトップである総裁Nに死刑を、会長でNo.2のTに無期懲役が言い渡されました。被告側は、一審判決は「直接証拠はなにもないのに、推認の名のもとに合理的理由もなく共謀と殺意を認めた」と批判しています。控訴審では、被告本人尋問は採用され実施されたものの、組員らの陳述書等の証拠申請はすべて却下され、11月29日結審、来年3月12日判決言い渡しになりました。このような事件をどのようにみるか、皆さんと意見交換したいと思います。
どなたでも参加できますので、ぜひお気軽に申し込みください。
★本事業費用の一部はNHK歳末助け合い配分金の助成を受けています。
＜開催概要＞
■日時とテーマ
第3回　2024年1月9日（火）18:30-20:00（～20:30任意参加の放課後タイムあり、18:20開場）「暴力団組長の刑事責任」 ★ココ募集中 

＜今後の予定＞
2023年度は奇数月の第1火曜日夜（1月は第2週）に開催予定です。
第4回　2024年3月5日（火）18:30-20:00、テーマ未定
■開催方法
オンライン（Zoom）
■内容
第3回は「暴力団組長の刑事責任」をテーマに取り上げ、法律専門家と市民が思うところを語りあいます。