オンラインゲストトーク「失われた風景を求めて──断片的な記録と記憶の復元を考える」
日時:2023年12月23日(土)17:00〜19:00
登壇者:佐藤洋一(早稲田大学教授)、佐々木友輔(本展企画者)、杵島和泉(本展企画者)
参加費:無料
展覧会「見る場所を見る3」の関連企画として、都市形成史および都市空間における映像表現を専門とする研究者の佐藤洋一さん(早稲田大学教授)をゲストにお招きしてオンライントークを行います。佐藤さんは米軍が記録していた占領期日本の膨大な写真の収集を行い、戦後の東京の都市空間を浮かび上がらせる試みを続けてきました。そこでこのトークでは、佐藤さんの調査研究および「見る場所を見る」が実践してきたイラストレーション・ドキュメンタリーの取り組みをそれぞれ紹介した上で、断片的な記録からいかにしてかつての都市文化や人々の営みを想像・再現することができるかを議論します。
ゲストプロフィール:佐藤洋一(さとう・よういち)
早稲田大学社会科学総合学術院教授。1966 年生まれ。博士(工学)。都市史、ビジュアルアーカイブ。著書に『図説占領下の東京』(河出書房新社)、『米軍が見た東京1945秋──終わりの風景、はじまりの風景』(洋泉社)、『占領期カラー写真を読む』(衣川太一と共著・岩波書店)『戦後京都の「色」はアメリカにあった!──カラー写真が描く《オキュパイド・ジャパン》とその後』(共編、京都府京都文化博物館)。