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共同生活援助(障害者グループホーム)の経営を通じた現状と課題
~安心して住み続ける居場所を見つけるためのワンポイント~●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●
障害者総合支援法に位置付けられている「共同生活援助(障害者グループホーム)」は、ここ数年開設が著しく増加していますが、地域によって偏在しているのが実情です。同時に、運営上の様々な課題も山積しており、指定権者の東京都も開設条件のハードルを高めています。
大田区内には、約90か所の障害者グループホームがあり、そのうち精神障害者を対象としているホームは約20か所(令和3年7月現在)あります。
類型として、おおむね3年以内に単身生活へ移行できるように取り組む『通過型グループホーム』とそれ以外の『滞在型グループホーム』があります。主な建物は、戸建ての「シェアハウスタイプ」や賃貸の「マンションタイプ」があります。
入居者のうち、50~60歳代では「通過型」の入居期限となっても「単身生活」に移行するのではなく、「滞在型」に転居するケースが多いです。また、若い世代は、滞在型のホームに入居していても、生活状況が合わなく、他の滞在型のホームに移動するケースも増えています。
一方、中高年齢で移行するケースでは、新たに滞在型のホームに移っても一部では心身状態が悪化して、入院となり、結果として退居となるケースも生じています。
このように様々な現状がありますが、実際に、グループホームを選ぶ場合、安心して長く入居できるために、知っておくべき特徴を押さえておくことが重要となります。今回、大田区内で2021年7月にグループホームを開設した経験を基に、現場で感じた現状や課題をお話しいただきます。
日時:2023年10月18日(水) 19:00〜20:30
会場:新蒲田一丁目複合施設第三・第四集会室 (大田区新蒲田1-18-16) & Zoom(Web会議システム)
ゲストスピーカー:一般社団法人エビィグラッド 代表 佐々木 昭夫 氏 (社会福祉士・精神保健福祉士)
参加費:無料
▼10月定例会への参加を希望される方は、下記回答項目にご記入ください。
※Zoom参加の方には、前日までに参加用のURLをお送りさせていただきますので、
otachikukai@yahoo.co.jp (おおた社会福祉士会事務局)を受信できるようにしておいてください。イベント当日までに参加URLを記載したメールが届かない場合は、配信トラブルが考えられます。お手数ですが事務局までご連絡ください。
なお、当日申込の場合は対応できない可能性があります。ご了承ください。