経済産業省が2018年9月に公表した「DXレポート」（※）では、レガシーシステム、中でもメインフレームとCOBOLは名指しでお荷物扱いされています。
　しかし、銀行など事業継続性を重要視する公益性の高い企業を中心に根強く残っています。
　これらを踏まえ、これからのメインフレームエンジニアのあり方についてご回答ください。

（※）「DXレポート」
　AIやIoTなどのデジタル技術を活用してビジネスを変革するDX（デジタルトランスフォーメーション）の取り組みについて、日本では遅々として進んでいない。
　このような現状を踏まえ、経済産業省が2018年9月に「DXレポート ～ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開～」という報告書を公表した。（https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html）
　ここでは、老朽化した基幹系システムがDX推進の足かせになるため、2025年までにレガシーシステムの刷新を集中的に実施する必要があると指摘している。
　2025年までにレガシーシステムの刷新を行わないと、そのことが原因で起こるシステム障害により、2025年以降、年間最大12兆円の経済損失が生じると試算し、「2025年の崖」と呼んでいる。