パネリストに西堂行人、モデレーターに洪明花。
ゲストパネリストに、森正敏氏、和田喜夫氏を招いてトーク&レクチャーを開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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「歴史を振り返る」Ⅱ ~下からの交流〜
日韓の現代演劇交流は、1972年、唐十郎の状況劇場の西江大学での無許可上演した『二都物語』から始まった。彼らを招聘したのは、抵抗の詩人・金芝河(キム・ジハ)。だが、この公演はゲリラ的公演であり、終演後、唐十郎らは帰国の途についた。彼らを呼んだ金芝河は逮捕され、死刑を宣告された。韓国では日本の文化や芸術はあくまで非公式だった時代の産物である。その後、劇団昴、発見の会が中心となった韓日フェスティバル、タイニイアリスの招聘など地道な演劇交流が始まった。こうした中で、多くの韓国演劇人が来演し、日本からも隣国に渡って演劇公演が行なわれた。これらの交流はあくまで個人的な人脈からなされてたもので、この段階の歴史をたどっていく。
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料金のお支払いは、当日、現地にて。
演劇関係7団体の方は、無料になります。
(国際演劇協会、国際演劇評論家協会、日本演出者協会、日本劇作家協会、日本劇団協議会、日本新劇製作者協会、日本新劇俳優協会)