日本では、2015年10月から、住民票を有する全ての方に一人一つの12桁の番号が付与されました。2013年に制定された 「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(マイナンバー法)に基づくものです。その後2023年3月に、「マイナンバー法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。そこでは、従来の健康保険証を廃止し、マイナンバーカード(マイナ保険証)に一本化することが定められました。ちなみに、運転免許証は2024年度末に、介護保険の被保険者証は2025年度以降に、マイナンバーカードと一体化して運用できるよう整備を加速していく政府の方針が示されています。
マイナンバー制度のメリット・デメリットを考える上で、世界の状況を知りたいと考え、デンマーク、ノルウェー、イギリス、ドイツ、シンガポール、香港、韓国などの状況を学びたいと企画しました。
世界ではマイナンバーという言葉でなく、住民登録番号、市民登録システム、個人識別番号、パーソナル番号、公民身分番号、社会保障番号など様々な名称があるようですが、それらは実際の生活の場でどのように使われているのでしょうか? マインバーカードはあるのか、マイナンバーと銀行カードや運転免許証や医療・介護・福祉の社会保障に関わる資格証との一体化はあるのか、などなど。
長くその地で暮らしている多彩な方々が市民の立場から、お一人15分でお話くださいます。
会場参加も可能です。どうぞご参加ください。
※ ZOOMのURLは開催日の数日前と前日にお送り致します。