5月17日に行われた第1回「TUFS vs AI」の企画では、「まずは使ってみましょう!」を合言葉に、レポート課題や旅行計画、俳句作品などを生成系AIのチャットGPTと共に作成しました。これは本学で行われた最初のAI協働実験とも言えるでしょう。
ワークショップの中では、「AIらしい受け答えだった」「ありきたりな内容だった」「若干ずれた回答だった」という声が参加者から多く聞かれました。ここである「問い」が生まれました。一体私たちはAIに何を期待し、AIとのやりとりに対して、どのようなコミュニケーションのあり方を求めているのでしょうか。今回のワークショップでは、これらの根本的な「問い」をさらに深掘りしていきます。
なお、イベントタイトルの「漂流中」という言葉には、AIと対峙したとき、ヒトの言語能力を凌駕しうるものとして畏怖するのか、多文化を育む仲間として共生していくのか、人文社会の担い手として、目指す先が見通せていないという状況を表しています。
本学でのAI協働研究に向けて、皆さんの参加をお待ちしています。
内容:
1. 前回までの振り返りと基本的な使い方の紹介
2. ワークショップ・セッション
3. ダイアローグ・セッション
4. 蓄積としてマインドマップへ追記
対象者:
本学の学生(学部生・院生)、教職員、研究者の方々を対象としております。「TUFS vs AI」企画にはじめて参加される方も大歓迎です!
また、チャットGPTに関する知識がない方でも、基本的なスマートフォン操作・コンピュータ操作ができれば参加いただけます。
日時:
2023年6月14日(水)12:40~14:10 ※可能な方は延長戦もあるかも?
場所:
本学本部管理棟2階大会議室(対面開催)
定員:
先着30名程度
(学内関係者なら誰でも!=第1回および第2回「TUFS vs AI」イベントへの参加の有無は問いません)
※超過の場合も「入退室自由の観覧参加」にてご参加が可能です。
参加費:
無料