日本燃焼学会では,若手研究者,学生の交流を通して研究テーマやキャリアパス等の情報交換を促進し,更に次代を担う研究者層の充実を図りたいと考えております。本活動の一環として第59回燃焼シンポジウム(オンライン)にて若手ワークショップおよび若手懇親会を開催いたします。
今年度は皆さんが昼食を取りながら気軽に聴講できるオンサイト開催となります。皆様のご参加を心からお待ちしております。
◆開催日時:
11月24日(水)(燃焼シンポジウム最終日)
若手ワークショップ(場所:シンポジウムC会場)
時間:12:20~13:20 (昼食時間)
参加資格:燃焼学会員(目安として40歳前後までの若手・中堅の方)
参加費 :無料
◆講師
Workshop 「Change common sense 」
1. 講演者: 小嶋 浩史 氏(JFEエンジニアリング株式会社)
タイトル:廃棄物焼却施設の完全無人運転に向けて
概要:皆さんの生活で日々発生するごみを,環境基準に従い処理をしている一般廃棄物処理施設の多くは,ごみを焼却炉内で燃焼している.これらの施設に持ち込まれるごみは多種多様であるため,焼却炉内のごみの燃焼状態は常に変動しており,燃焼の変動が大きくなると,ベテラン運転員が安定な燃焼状態を維持する目的で,燃焼を改善する操作を行っている.ここでは,運転員が行っている燃焼を改善する操作を,世界で初めて完全に自動化した技術について,その研究開発経緯,および本技術を導入している施設で得られている効果について紹介する.
2. 講演者:鶴島 理史 氏 (日産自動車株式会社)
タイトル:自動車の電動化シフトと内燃機関の進化 ―熱効率50%への挑戦―
概要:カーボンニュートラルに向けて世界各国で急速な電動化シフトが進んでいる.このことは,一見内燃機関エンジニアとしては逆風とも思えるが,一方で電動化技術の進化によって内燃機関とバッテリーの役割分担が変わっていくことで,究極的には内燃機関は発電専用として完全定点での運転も考えられる.これにより発電専用エンジンは純粋に熱効率を追求することができ,従来は量産化が難しかった燃焼研究の成果も,より量産につなげやすくなる.ここでは電動化の進化に伴うエンジンの役割の変化と発電専用の内燃機関としての熱効率向上の可能性について紹介する.
◆問合せ先:
将来構想委員会 若手・女性コミュニティ創出タスクフォース 寺地淳
E- mail(#@#の#は消してください):youngresearcher#@#
combustionsociety.jp(in English)
Combustion Society of Japan (CSJ) would like to promote and advance students/young researchers in the field of combustion. As a part of this activity, CSJ is organizing young researcher workshop during the 59th combustion symposium on Web-site, Japan. Please resister below if you wish to join. We are looking forward to seeing you!.
◆ Date
November 24th, in lunch time
12:20 - 13:20 Workshop (C room)
◆ Conditions: CSJ members under around 40
◆ Workshop lectures "Change common sense"
1. Hiroshi Kojima (spoken in Japanese)
JFE Engineering Corporation
2. Tadashi Tsurushima (spoken in Japanese)
Nissan Motor Co., Ltd.
◆ Contact: E-mail (remove "#"s):youngresearcher#@#combustionsociety