JR三江線廃止以降も過疎地の鉄道は存続の危機にあり、雲南市・奥出雲町を走るJR木次線の存続が心配されています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて列車の減便が進み、春のダイヤ改正では山陰線の快速列車が全廃されました。
国土交通省は「鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に関する検討会」を設置してJR鉄道を含む地域交通について議論を行い、7月25日に提言書を公表しました。
国主導で新たな地域協議会を設け、事業者(JR)、自治体と鉄道存続やバス転換など検討されるものです。
この新たな地域協議会「特定線区再構築協議会」(仮称)で設置されれば最長3年以内に存廃の結論をだす、と言われています。JR木次線も該当になると想定されます。
現在、沿線自治体や議会さらには木次線を応援する沿線住民の団体では存続に向けた取組みが行われています。
そこで公共交通に係る諸課題及びその解決に向けた取り組みについて理解を深め、参加者の皆さんとの意見交換を通し、今後の政策づくりの参考にさせていただきます。
タウンミーティングin雲南市 地域の暮らしと持続可能な交通
開催日時 2022年12月10日 13時30分 〜 15時30分(受付13時〜)
開催場所 雲南市 下熊谷交流センター 研修室(定員 70名)
参加費 無料
講師 上岡直美(かみおかなおみ)環境経済研究所 代表