第10回CBI学会個別化医療研究会を開催いたします。 個別化医療研究会は、ゲノム薬理学(PGx)やバイオマーカー研究の進展に伴い、製薬企業がPGxを用いた医薬品あるいはコンパニオン診断薬の開発により個別化医療の実現を目指すようになってきた社会背景を受けて2015年に発足されました。 近年、実験系と計算系の融合を含めた学際的研究に注目が集まっております。中部圏内におけるCBI学会員の交流は年次大会や各研究会が開催するイベントを中心になされておりますが、これらは主に関東圏と関西圏で開催されています。そのため、中部圏内には、名古屋大学、名古屋市立大学、豊橋科学技術大学、岐阜大学、岐阜薬科大学、静岡県立大学、三重大学、近隣には長浜バイオ大学や滋賀大学など、CBI研究を推進している研究者が数多く在籍している一方で、交流の機会が少ないように感じております。また、この研究領域に興味がある研究者に新たにCBI学会に参画していただく契機となるイベントが必要だと考え、本講演会を企画いたしました。 本研究会は、特別講演と一般演題(口頭発表)で構成されます。医療情報、機械学習による予測モデル、タンパク質計算科学、量子化学計算など幅広い領域での計算科学に触れる大変良い機会となっております。大学などの基礎研究者のみならず、企業における開発研究者からのご参加もお待ちしております。
参加費は無料です。
【開催概要】
日時: 令和6年 2月27日(火) 13時00分-17時00分
場所: 岐阜薬科大学 本部キャンパス 第2講義室
〒501-1196 岐阜県岐阜市大学西1-25-4
TEL:058-230-8100
【特別講演】
・「AI・ビッグデータ時代の創薬や医療の可能性」
名古屋大学 大学院情報学研究科 山西 芳裕 先生
【一般演題】
口頭演題13題を予定しており、発表10分+質疑3分程度とさせていただきます。
【情報交換会】
研究会終了後、18時頃から会場周辺の飲食店にて情報交換会を計画しております。
教職員4500円、学生2000円程度の予定ですが、会場と参加人数の都合上、予算は変動する可能性がありますことご容赦ください。
【参加登録締め切り】
参加人数の確認上、2月22日(木)までに参加登録していただきますようよろしくお願い申し上げます。なお、当日参加につきましても歓迎いたします。