【オンライン】パブリック・リニューアル・ラボ トークシリーズ ①「公共建築の作り方と使い方」
第1回目は、今年11月に開館する八戸市美術館の設計をされた建築家・西澤徹夫氏をゲストにお招きし、海法氏による「200年をたがやす」の空間設計の企画意図の紹介とともに、東北地方に今年リニューアルオープンする(した)「秋田市文化創造館」と「八戸市美術館」それぞれに共通する、新しい公共空間(パブリック)の在り方について建築家の視点でお話いただきます。

登壇者:西澤 徹夫(建築家)
    海法 圭(建築家)
    服部 浩之(インディペンデントキュレーター)

※緊急事態宣言の発令見込みに伴い、実施方法をZoomウェビナーによるオンライン配信に変更いたします。会場ではその様子をライブ配信で視聴いただける形式となります。

■ 日時 2021年4月25日(日)18:00〜19:30
■ 会場 zoomウェビナーでの配信/秋田市文化創造館 2F スタジオA1
■ 定員   80名(オンライン)、25名(会場)
■ 参加無料

※オンラインで参加される方には、開催日の午前中に配信URL等のご案内をメールでお送りいたします。

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●問い合わせ先
 NPO法人アーツセンターあきた(秋田市文化創造館)
 電話:018-893-5656 (9:00〜21:00/毎週火曜定休)
 メール:info@200years-akita.jp

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【新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止対策】
新型コロナウィルスの感染予防・拡大防止のため、下記の対策を行なっています。
-来場の際にはマスク着用をお願いし、スタッフもマスクを着用します。
-会場にはアルコール消毒液を設置します。

<来場されるみなさまへのご協力のお願い>
●発熱等の風邪症状や息苦しさ、味覚・嗅覚の異常などを感じる場合は参加を控えてください。
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「パブリック・リニューアル・ラボ 」by 海法設計リモート分室
展覧会「200年をたがやす」の会期中、秋田市文化創造館の片隅に、海法設計リモート分室を開設します。分室は「つくる」の期間における公共空間の使われ方や人の過ごし方を観察しながら「みせる」の期間の空間や家具の設計にフィードバックします。

学生時代にハンガリーのある美術館を訪れたときのこと。その美術館は金曜のみ夜遅くまで無料開放されていて、歴史的な建物の大きなエントランスホールを学生1人が贅沢に占拠して勉強している風景が印象的でした。僕もその贅沢さを味わいながら、大きな展示室の壁と天井を埋め尽くすジェニー・ホルツァーの光の文字群に浸りながら、ビーズクッションに身を預けて一眠りしたのでした。あの時間は僕にとって、美術館が美術館ではなくなった瞬間でした。公園でもあり、カフェでもあり、家でもあるような。

展示された作品の隣で読書をすること。千秋公園で遊ぶように工芸と触れ合うこと。秋田市文化創造館でも、今までのビルディングタイプでは見たことのない風景が生まれることを期待します。
そのお手伝いを兼ねて「つくる」の期間は少し変わった展示空間の作りにしています。例えば「食」の展示は、みなさんから募集したレシピ案の宝庫である、まちのシェアキッチンにお邪魔したかのように過ごせる場所に。「生活・産業」の展示はあきた400年リサーチセンターの尾花さんが日々リサーチ活動をしながら、そのリアルな経過を誰かと共有しやすい設えに。

まずは「つくる」の期間で、新しいビルディングタイプの予感を感じる風景の種を見つけ出したいと思います。その種をきっかけに、「みせる」の期間においては人と場のインタラクティブな関係性について分析を試みたり、公共空間の新しい過ごし方の萌芽を発見していきます。

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