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第21回柔道整復国家試験過去問
柔道整復学理論
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* Indicates required question
7歳の男性。5日前から右膝部痛を訴えている。運動会の練習が始まった時期で様子をみていたが、痛みに変化がなく、歩き方がおかしいので本日来所した。膝に、既往歴、炎症所見、可動域制限、運動痛および圧痛はみられなかった。適切なのはどれか。
*
1 point
股関節の診察を行う必要性を説明する。
積極的な筋力訓練が必要であることを説明する。
体育の制限が必要ないことを説明する。
生後の定期健診で異常がなければ問題ないことを説明する。
Required
橈骨近位端部骨折でみられる肘部の症状で正しいのはどれか。
*
1 point
屈曲時の疼痛増強
高度の腫脹
内反の不安定性
橈骨の長軸圧痛
Required
末梢神経麻痺を合併するのはどれか。
*
1 point
フォルクマン拘縮
デュピュイトラン拘縮
スワンネック変形
ヘバーデン結節
Required
過剰仮骨形成の結果により生じるのはどれか。
*
1 point
関節運動障害
異常可動
脂肪塞栓
深部静脈血栓
Required
下肢損傷の身体観察で正しいのはどれか。
*
1 point
ズボンを履かせたままで観察する。
下腿周囲径は下腿三頭筋の筋腱移行部で計測する。
動的評価では痛みを我慢させる。
大腿周囲径は膝蓋骨の上縁から10ｃｍ上部で計測する。
Required
第1指が直角に屈曲していて他動的にも動かさないとき原因となるのはどれか。
*
1 point
中足骨頭の骨端症
有痛性の外脛骨障害
足根管部の神経絞扼
距骨体部の後方転位
Required
膝蓋骨脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
サギングを認める。
Q角が増大すると生じやすい。
固定は膝関節完全伸展位で行う。
FTAが減少すると生じやすい。
Required
損傷と合併する末梢神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか。
*
1 point
月状骨脱臼-----------正中神経麻痺
肩関節脱臼-----------腋窩神経麻痺
有鉤骨鉤骨折---------ギヨン管症候群
モンテギア骨折-------前骨間神経麻痺
Required
指PIP関節掌側脱臼の後遺症となるのはどれか。
*
1 point
スワンネック変形
ボタン穴変形
手内筋プラス変形
槌指変形
Required
ラウゲ・ハンセン分類の回内・外転損傷で正しいのはどれか。
*
1 point
足部は内転する。
腓骨は頸部で骨折する。
足関節は背屈する。
距骨は外側へ脱臼する。
Required
物理療法の適応で正しい組合せはどれか。
*
1 point
ホットパック-------感覚脱失部位
極超音波-----------骨端成長軟骨板損傷
超音波-------------ブラックアイ
氷のう-------------無菌性結合織炎
Required
50歳の男性。スキー滑走中に転倒、右下肢を負傷した。患肢の股関節および膝関節を軽度屈曲位でベッド上に背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は軸が床面と平行で外側を向いていた。最も考えられる損傷はどれか。
*
1 point
脛・腓両骨骨幹部骨折
腓骨骨幹部骨折
大腿骨骨幹部骨折
膝蓋骨外側脱臼
Required
ガレジア骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
前腕回内外運動障害を残しやすい。
後骨間神経麻痺を合併しやすい。
尺骨骨幹部の骨折である。
近位橈尺関節部で橈骨頭が脱臼する。
Required
23歳の男性。バイク走行中転倒し、右肩を強打した。右肩関節の隆起に気づき来所した。右鎖骨外端が上方突出している。肩の水平外転は保持でき、軋轢音は認めない。単純エックス線写真を別に示す。考えられるのはどれか。
*
1 point
肩鎖関節上脱臼
棘上筋腱断裂
肩関節烏口下脱臼
鎖骨外1/3部骨折
Required
サファーによる月状骨脱臼の発生機序で正しいのはどれか。
*
1 point
a
b
d
c
Required
手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
腰部骨折では遠位骨片の無腐性壊死が生じやすい。
近位1/3部骨折では偽関節が生じやすい。
結節部骨折はキーンバック病の原因となりやすい。
遠位1/3部骨折では近位骨片への栄養血管が断たれやすい。
Required
手関節伸展(背屈)位で手掌を衝いたことが原因でないのはどれか。
*
1 point
月状骨周囲脱臼
舟状骨骨折
コーレス骨折
掌側バートン骨折
Required
軟部組織損傷と治療法との組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
大腿部打撲------------急性期のスクワット訓練
膝蓋腱炎--------------PTBギプス固定
足関節内返し捻挫------足関節内返し運動の強化
足底腱鞘炎------------足趾の他動的伸展運動
Required
前腕回外位で固定を施す骨折はどれか。
*
1 point
上腕骨顆上屈曲型骨折
掌側バートン骨折
円回内筋付着部より遠位の前腕両骨骨幹部骨折
モンテギア伸展型骨折
Required
前腕両骨後方脱臼で誤っているのはどれか。
*
1 point
肘関節伸展位で固定する。
内側側副靱帯損傷が多くみられる。
関節包前面が断裂する。
肘頭高位がみられる。
Required
足部の外転と回内作用を持つ筋に対し同作用の求心性収縮を行っているのはどれか。写真は別に示す。矢印はゴムチューブに対抗する運動方向を示している。
*
1 point
d
b
c
a
Required
開放性骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
創外に骨が露出している骨折をいう。
高度な粉砕骨折である。
外固定は禁忌である。
golden hour内の感染防止が重要である。
Required
51歳の女性。右肘関節外側部の疼痛と手関節の脱力感を訴えて来所した。前腕伸筋群の緊張は強く患側の圧力は低下していた。中指伸展運動に抵抗を加えた結果、同部の疼痛が増強した。写真を別に示す。圧迫バンドの適切な装着部位はどれか。
*
1 point
d
c
b
a
Required
30歳の女性。昨日、歩行中10ｃｍほどの段差につまずき、足部に内返し強制された。リスフラン関節外側部に著明な腫脹があり来所した。他動的な内反の強制や、自動的な外反運動で疼痛が増強した。最も考えられる後遺症はどれか。
*
1 point
凹足変形
過剰仮骨形成
外方凸変形
無腐性骨壊死
Required
類似する病態と鑑別点との組み合わせで適切なのはどれか。
*
1 point
前脛腓靱帯損傷と前距腓靱帯損傷--------圧痛部位の差異
鎖骨外端骨折と肩鎖関節上方脱臼--------肩外転制限の程度
脛骨疾走型疲労骨折とシンスプリント----回内足の有無
C8神経根症と肘部管症候群--------------骨間筋萎縮の有無
Required
42歳男性。スノーボード滑走中、ジャンプの着地に失敗し左肩部を強打した。初診時の外観写真を別に示す。この患者で適切でないのはどれか。
*
1 point
鎖骨の異常可動性が触知できる。
第3骨片が形成されている可能性が高い。
患部を通過する絆創膏で圧迫した。
変形癒合を残しやすい。
Required
疾患とその徴候との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
前十字靱帯損傷-----ルドルフ徴候
大腿骨頭すべり症---ドレーマン徴候
円回内筋症候群-----フローマン徴候
動揺性肩関節-------サルカス徴候
Required
34歳の男性。バレーボールの練習中、ジャンプでつま先から着地し足部を捻り来所した。足背部外側の腫脹と疼痛を訴える。受傷時の肢位を強制すると写真に示す部位の疼痛が増強し、同時に圧痛を認める。足関節の前方引き出し症状はない。写真を別に示す。考えられる損傷はどれか。
*
1 point
遠位前脛腓靱帯損傷
前距腓靱帯損傷
腓骨筋腱脱臼
二分靱帯損傷
Required
17歳の男子。陸上競技100m走でスタートした際、右股関節周囲に激痛が発生した。患者は股関節の屈曲時に激痛を訴え、膝を屈曲しながらの股関節の屈曲力、外転力や外旋力も低下していた。最も考えられるのはどれか。
*
1 point
坐骨結節裂離骨折
上前腸骨棘裂離骨折
腸骨翼単独骨折
大腿骨小転子骨折
Required
大腿骨頸部骨折が高齢者に発生しやすい理由で適当なのはどれか。
*
1 point
脊椎前弯による骨盤の前傾
臼蓋形成不全による不安定性
加齢による大腿骨頸体角の増大
骨粗鬆症による骨の脆弱性
Required
単純エックス線像により確定診断がしやすい骨折はどれか。
*
1 point
ソルター・ハリスⅤ型骨折
竹節状骨折
骨挫傷
骨軟骨骨折
Required
受傷直後の肩外転角を小さい順に並べたもので正しいのはどれか。
*
1 point
関節窩下脱臼----腋窩脱臼-------鎖骨下脱臼
鎖骨下脱臼------腋窩脱臼-------関節窩下脱臼
関節窩下脱臼----鎖骨下脱臼-----腋窩脱臼
鎖骨下脱臼------関節窩下脱臼---腋窩脱臼
Required
20歳の女性。バレーボールの試合でスパイクを受け、母指MP関節を負傷した。母指IP関節尺側に疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血および側方動揺性を認めた。誤っているのはどれか。
*
1 point
スキーでも同様の損傷が好発する。
側方動揺性検査はMP関節屈曲位で行う。
母指が尺屈強制された。
ピンチ動作が障害される。
Required
骨折と骨片転位を起こす筋との組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
ベネット骨折-------------長母指外転筋
肩甲骨上角骨折-----------棘上筋
上腕骨内側上顆骨折-------回外筋
中節骨骨幹部骨折---------深指屈筋
Required
病態と原因となる筋との組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
リトルリーガー肘------円回内筋
リトルリーガー肩------上腕筋
ベネット損傷----------烏口腕筋
スラップ損傷----------上腕三頭筋
Required
殿筋内に骨頭を触知し、股関節が屈曲・内転・内旋位で弾発性固定されている。この損傷で誤っているのはどれか。
*
1 point
臼蓋後縁骨折の合併がみられる。
反復性脱臼に移行しやすい。
大腿骨頭無腐性壊死がみられる。
外傷性股関節症を起こしやすい。
Required
外傷とその形態指標との組み合わせで正しいのはどれか。
*
1 point
踵骨骨折---------------ベーラー角の増大
肘内側靱帯損傷---------運搬角の減少
足関節内返し捻挫-------距骨傾斜角の増大
大腿骨頸部外転型骨折---頸体角の減少
Required
小児における膝蓋跳動の原因でないのはどれか。
*
1 point
脛骨粗面骨端症
血友病
円板状半月
離断性骨軟骨炎
Required
足部の障害部位で同じ骨にみられるのはどれか。
*
1 point
外脛骨障害と第1ケーラー病
三角骨障害とセーバー病
二分靱帯付着部裂離骨折と足関節裂離性骨軟骨炎
ジョーンズ骨折とフライバーグ病
Required
三角筋付着部より近位の上腕骨骨幹部骨折で近位骨片を内転させるのはどれか。
*
1 point
上腕三頭筋
烏口腕筋
上腕二頭筋
広背筋
Required
膝蓋骨脱臼で膝関節の肢位に関係なく脱臼しているのはどれか。
*
1 point
習慣性脱臼
陳旧性脱臼
反復性脱臼
恒久性脱臼
Required
下前腸骨棘裂離骨折で誤っているのはどれか。
*
1 point
疼痛が軽度なことが多い。
患肢荷重ができる。
サッカー選手にみられる。
異常可動性を触知できる。
Required
肩関節烏口下脱臼で正しいのはどれか。
*
1 point
モーレンハイム窩の消失がみられる。
上腕を胸壁につけた肩関節内転位で弾発性固定される。
上腕骨頭の後外側の欠損をバンカート損傷という。
鎖骨下脱臼に比べ上腕骨頭がより内方に位置する。
Required
18歳の男子。柔道の試合で軸足(左)を負傷した。前十字靱帯の単独断裂と診断された。柔道復帰のため1か月後に手術を行うことになった。手術までの間、接骨院で施術を受けることにした。柔道整復師として適切なのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
関節可動域訓練を行う。
クラーメル金属副子で固定する。
ダッシュのトレーニング指導を行う。
大腿部筋の筋力増強訓練を行う。
Required
肩甲骨骨折で誤っているのはどれか。
*
1 point
外科頸骨折では遠位骨片が下前内方に転位する。
下角骨折では小骨片が前外上方に転位する。
関節窩骨折では上腕骨頭が内方へ転位する。
上角骨折では小骨片が外上方に転位する。
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