申立ての趣旨・動機
ADRを申し立てた趣旨や動機を記載してください。過去の経緯や離婚条件等の詳細を記載していただくことも可能ですが、相手方様も目を通しますので、円滑に話合いが進められるよう、配慮した記載をお願いいたします。
<文例>
・2人だけでは話し合いがなかなか進まず困っています。だからといって、家庭裁判所で争いたいわけではありません。お互いが納得できる妥協点を専門家を入れて話し合うことができればと思っています。ただ、残念ながら、あなたがADRに応じてくれない場合、家庭裁判所に申し立てます。
・離婚条件について話し合いたいと思っていますが、法的な知識がないので仲裁を申し込みました。過剰な要求をするつもりはなく、一般的な条件で合意したいです。
・別居期間も長くなり、夫婦としては破綻しているように思います。こちらでの話し合いに応じてもらえるなら、経済的な離婚条件について譲歩も考えています。ただ、応じてもらえない場合、家庭裁判所に申立せざるを得ませんが、その場合は、譲歩なしの一般的な条件を主張するつもりです。
・面会交流について、取り決めたいと思います。子どものためになるような会い方を一緒に考えていきたいです。
・別居に際しての婚姻費用と面会交流について話し合いたいと思っています。父母が争った結果、子どもが辛い思いをしなくてすむようにしたいです。