松阪神社の歴史は古く、実に1,000年以上に亘ってこの地で皆様の日々の平穏な暮らしをご祈祷してまいりました。
当社は古来「意悲神社」(おいじんじゃ)と称し、その創立の年代は詳かではない。
室町末期の天正十六年(1588年)蒲生飛騨守氏郷が、飯高郡矢川庄の宵の森と呼ばれていた丘に築城された時に、城の鎮守社と定めて、宵の森の南の丘に社を新たに御造営されて出来た神社である。
明治四十一年には、時の政府の方針により全国で神社合祀が行われた時、松阪に於いても市内各所に祀られていた十七神社が、当社に合祀せられ、社名を「松阪神社」と改名が許可され、今日に及んでいる。