「僕は日本の自然を、日本人を守りたい。この国の多様性は、未来の可能性なのだ。」
日本の原生林の多様性に触れ、100年先の未来の可能性を信じて森の再生に携わったC.W.ニコル氏。国土の6割以上が森林である日本では、森と人間の共存が古くから図られてきました。生活と共にあった「里山」もその一つ。人の手が入ることによって生態系のバランスが保たれ、里山という人と野生動物の生活圏は緩衝地帯があることで互いの営みが守られてきました。昨今、野生動物が人の生活圏内に入ってしまう要因の一つとしてそうした緩衝地帯が失われつつあることも挙げられています。森の生物の多様性・循環性を守るために人ができること。
「100年続く森をつくるために、森・地域・人がどのように関わり続けていくことが良いのか。」
森の再生に携わり続けている一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 理事長 森田 いづみさんとアファンの森を管理・整備している“森の番人”、石井 敦司さんをゲストに迎え、その可能性を模索します。
また、交流会では登壇者を交え、ご参加の皆様同士で意見を交わしていただける時間を設けております。ご多忙の折とは存じますが、ぜひご出席賜りますようお願い申し上げます。
<開催概要>
テーマ: 「ー 多様性は可能性ー 交わる森・地域・人」
日時 : 2025年6月13日(金)15時15分〜17時30分(開場:15時00分)
会場 : ポットラック ヤエス
東京都中央区八重洲2丁目2-1 東京ミッドタウン八重洲 5F
https://maps.app.goo.gl/gbbTEk2LQegY6yuv9
ゲスト: 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 理事長 森田いづみさん
“森の番人” 石井敦司さん
登壇者プロフィール:
一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 理事長 森田いづみ
1984年にテレビ番組制作およびタレントのマネージメントを手がける株式会社サンオフィスに入社。C.W.ニコルを担当しマネージメント業務やテレビ番組の企画などを行う。同氏と一緒に北極やアフリカなどでキャンプ生活を経験。またバブル時代、開発工事による自然破壊の深刻さを憂いて環境保護活動へ積極的に参加する。1986年より長野県の黒姫山麓で森林再生(アファンの森つくり)をスタート。2002年、森を永遠に残すために一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団を設立。2020年一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の理事長に就任。
“森の番人” 石井敦司
1967年神奈川県生まれ。一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 森林再生部 森林整備担当。通称「森の番人」。自然が好きで田舎暮らしにあこがれ、1997年、長野県信濃町黒姫に妻と移住。2001年にアファンの森に事務スタッフとして入職。2006年から初代森の番人の松木氏の後継者として森の整備・管理の仕事に従事。2012年から責任者として森の管理を行う。現在は妻と息子と長野県黒姫に暮らしている。
一般財団法人CWニコル・アファンの森財団とは
作家で自然保護活動家のC.W.ニコル氏が1986年に長野県信濃町の荒廃した里山を購入し、森の再生を始めたことに端を発する団体です。2002年に設立され、現在も「100年後の未来のために、生物多様性豊かな森を広げること」を使命に活動を続けています。森は絶滅危惧種が65種棲息するまでに回復しています。また、その森を使ってさまざまな背景を抱えた子供たちの心を元気にする事業や環境教育、人材育成などにも取り組んでいます。
https://afan.or.jp/
プログラム:
15時00分 開場
15時15分〜15時30分 ご挨拶・メディアのご紹介
15時30分〜16時30分 対談トークイベント
16時30分〜17時30分 交流会
17時30分 終了予定
※プログラムは都合により変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
申込方法:
ご参加を希望される方は、本フォームよりお申し込みください。
※席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
8 Hachi Mediaとは
プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する「株式会社esa」(読み:イーサ、意味:Environmental Solutions Architect の頭文字)が新たに立ち上げたメディア「8 Hachi Media」。「循環」「再生」「無限大∞」を象徴する“8”を基盤に、国内外の持続可能な取り組みを発信するプラットフォームです。
主催:8 Hachi Media
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