日時:2023年8月10 日(木)14:00-17:00
開催形態:ハイブリッド
対面会場:東京大学駒場キャンパス2号館(教室は人数確定後周知)
※7/29追記
対面参加は残りの席がわずかとなりましたので、以後先着10名とさせていただきます。
7/28日以前に対面参加でご登録いただいた方はそのまま対面でご参加いただけます。
趣旨:
本合評会では、林凌著『〈消費者〉の誕生――近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』(以文社)を取り上げる。近代日本における〈消費者〉像の形成過程を分析した本書は、これまで強く意識されてこなかった消費者主権をめぐる社会・経済思想の系譜を指摘するとともに、その現代社会に対する影響力を示そうとするものであった。この観点より、本会においてはまず筆者の林凌が、本書の構成や含意、その執筆経緯などについて述べた後、評者の加島卓(歴史社会学)と石川洋行(消費社会論)がそれぞれの見地より本書を論評する。歴史社会学と消費社会論は、日本でそれぞれ独自の発展を遂げてきた一方で、その知見が近年相互に影響を与えてきたとは言い難い。本会の実施が、その機会となることを願っている。
報告
・林凌(日本学術振興会特別研究員(PD))
コメント
・加島卓(筑波大学)
・石川洋行(八洲学園大学非常勤講師)
参加登録
開催日2日前の8月8日(火)までに本フォームにご記入の上、参加登録を行なってください。
前日までに教室名ならびにzoomリンクをお送りします。
※対面参加の方も必ず登録をお願いいたします。