国際法教育ワークショップ2019年9月2日
国際法教育ワークショップ第2回『シラバスから見る授業設計』
(発起人:根岸陽太(西南学院大学)、二杉健斗(岡山大学)、平野実晴(神戸大学))

日時:2019年9月2日(月)
時間:①9:45〜10:00 アイスブレイク ②10:00〜11:15 ワークショップ ③11:15〜11:45 情報共有プラットフォームづくりのためのニーズ確認 ④ 12:00〜13:15 ランチ
(12:00から予定されている国際法学会合同委員会に出席する場合には②後に東静岡駅に移動、14:00から予定されている国際法学会に出席する場合には④後に東静岡駅に移動)

会場:静岡駅前会議室A館401号室(静岡市葵区紺屋町8-12 金清軒ビル 静岡駅徒歩3分)
※ 有料会議室のため、参加者の皆様から数百円の会費をいただく予定です。

グローバル化が進む今日、国際法教育は転換期を迎えています。これまで国際法は、国家を基本単位とすることから、外交官や国際機関職員、学者といった一部の専門家によって用いられてきました。しかし現在では、国境を越えて行われる経済活動や人の移動、そして環境問題の深刻化などに伴い、国内法曹や地方公共団体を含む行政職員、ビジネス関係者、市民社会など、多様な立場で働く人々にとっても当たり前に使われています。この現代社会を取り巻く現象は、国際法教育がこれまで前提にしてきた「学ぶ人」・「教えるべき内容」・「教えるための材料」に再考を迫っています。このようなダイナミックな変化のなかで、私たち若手研究者(early career researchers)は、経験が浅いために手探りで教育を試みなければならない状態にあります。

以上の背景を踏まえて、第1回ワークショップでは、若手研究者が『国際法教育を考える』ための出発点として、大学講義で「誰に」・「何を」・「どうやって」教えるのかについてブレインストーミングを行いました。そこで共有された問題意識をもとに、今回の第2回ワークショップでは、より具体的に『シラバスから見る授業設計』を議論してきます。複雑化する国際社会に合わせて国際法教育の授業設計も刻々と変化していきますが、その授業設計の全体像をシラバスに的確に要約するだけでなく、学生にとって分かりやすく提示しなければなりません。今回のワークショップでは、有志の参加者が使用中(予定)のシラバスをサンプルとして提示したうえで、参考書(※中島英博編『シリーズ大学の教授法1 授業設計』(玉川大学出版部、2016年))の評価基準や国際的なシラバスに照らしながら、他の参加者とともに点検してもらいます。授業現場を映し出すシラバスを様々な角度から眺めることで、現在ある国際法教育の姿だけでなく、今後あるべき国際法教育の姿も見えてくるはずです。

参加予定の方は以下のアンケートからお答え下さい。


問い合わせ先:根岸陽太 yota.negishi@gmail.com

・出欠は、準備のためですので、当日の変更も可能です。
・ワークショップでは、グループに分かれて、ご提供いただいたシラバスをサンプルに建設的にコメントし合います。ご提供いただく場合、①Google Driveへの事前アップロードと、②実物(7部)の持参をお願いします。
・昼食会のみの出席も可能です。
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