アンケートの結果は日本摂食障害協会ホームページやSNSに掲載し、「みんなの気持ち、わかちあエール2024」(2024年6月2日(日)10:00〜12:00開催)では、皆さんからお寄せいただいたエピソードに基づき、JAED世界摂食障害アクションデイ企画実行委員会2024と学生部メンバーがトークセッションを行います。
「(人からされて)うれしかったエピソード」は、今も摂食障害の症状で悩んでいる人に回復の種をおすそわけすることにつながります。「私もこんなこと言われたなあ」と思い出して元気を取り戻したり、「そのような考え方もあるんだな」と気づいて視野が広がるきっかけになるかもしれません。
「(人からされて)いやだったエピソード」は、家族や医療者、社会全般の人々にコミュニケーションの取り方を再確認してもらい、摂食障害に伴うデリケートな悩みについて理解を深めてもらうきっかけになるでしょう。また、他の方のエピソードを聞いて「私だけじゃないんだ」「私の捉え方が悪かったわけじゃないんだ」と、自責の念を和らげるきっかけになるかもしれません。
そして、どのような言葉や対応だったらいやな思いをせずに済んだのか、そのときどうして欲しかったのか、どうしたらよかったのかについて考えを巡らせてみることは、相手とより良い関係を構築していくための一助になるはずです。
もちろん、同じ言葉や対応でも関係性や文脈によって相手への響き方は異なりますし、まずは目の前の相手を大切に考えることが重要ですが、みなさんの経験をわかち合うことによって、回復のヒントが見つかったり、摂食障害に対する周囲の理解が深まることを願っています。
ぜひ、あなたの声をお聞かせください。アンケートへのご回答をお待ちしております。
【応募締め切り】2024年5月24日(金)23:59