2023 年は雪解けも早く、北海道とは思えない酷暑の夏を経験しました。早熟でぶどうの収穫時期
も早まるのではないかという予想に反して全体的に糖度の上昇が緩やかで、品種によるバラツキ
も大きく、これまでのように全品種を同時収穫することができずにピノ・グリとピノ・ブランは
10 月 10 日、シャルドネとリースリングは 10 月 30 日の収穫となりました。

野生酵母とぶどうの力でできあがったワインは、これまでの VT と同様、青リンゴ、洋梨、柑橘
類に加え、カモミールのような白い花の香り、黒糖のようなコクとアフターにほのかな苦味を
感じる味わいです。味わいはドライですが、2022 年よりも甘やかな香りが印象的です。

■ワイン名：Asahidai 245 Blanc（アサヒダイ ニーヨンゴ ブラン）
　＊名前の由来 - 旭台 245 番地の畑の住所がワインの名前です。
■醸造元：Domaine Bless
■販売者：株式会社プラスエヌ（naritaya)
■タイプ：白／辛口　　　　　　　　　　　　■容　量：750 ml
■品　種：シャルドネ 46%、ピノ・グリ 42%、ピノ・ブラン 8%、リースリング 1% 他
■醸造酵母：野生酵母
■醸 造：全房搾汁、ステンレスタンクで発酵・熟成、無濾過・無清澄（補糖・補酸無し）
■M L F：あり　　　　　　　
■亜硫酸：澱引時に添加（20ppm)
■A L C：11.5%
■収　穫：2023 年 10 月 10 日、10 月 30 日
＊除草剤・化学肥料は不使用
■瓶　詰：2024 年 3 月 13 日
■生産本数：1,366 本

あべグリーン　純米吟醸　うすにごり生
酒米：楽風舞(ラクフウマイ)使用

呑んだ瞬間のグレープフルーツのような新緑感、そして、カルピスのような乳酸感の後に、心地よい苦味がやってきます。

是非とも、この初夏を楽しんで頂きたい。
呑んだ瞬間の新緑感をお楽しみください。

使用している酒米は楽風舞(ラクフウマイ)と言い、水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がります。
まさに、阿部さんの造りとの相性がいいお米となっています。

人生を豊かにする一杯を、身近に。

【試飲コメント】
貴醸酒という旨甘みが強いタイプなのですが、アルコール度数が13％と低く、心地よいぐらい呑みやすい。そして、うっすら酸味も宿っているので、どんな方も楽しめる一本。

【蔵元コメント】
このお酒のシリーズは特段説明を入れないですが、皆様には詳細はお伝えできればと思います。貴醸酒製法を取り入れた濃醇甘口なお酒です。と言っても当社基準で謳っているだけで、割と軽やかに飲むことが
できるかと思います。軽やかさはアルコール度数を下げていることに起因します。
12度台ですと軽過ぎてしまう恐れもあり、13-14度を目指して製造しています。貴醸酒の面白さはなんと言ってもその味わいです。おそらく同じ日本酒度になったとしても貴醸酒の甘味は通常の清酒とは違い、より複雑味や厚みが出ると思っています。

【スタッフ感想】
呑んだ瞬間に感動レベルの気品ある美味しさ。マスカットのような心地よい香りから、上品な日本酒の輪郭を楽しめる。呑んだ瞬間にわかる高級酒感とキレ。

【柱焼酎仕込みとは】
発酵後のお酒に米焼酎や粕取り焼酎を添加する方法。そうすることで、味わいがまとまり、キレがでる。

【詳細】
江戸時代初期から行われて来た日本酒の伝統的製法で、米焼酎や粕取り焼酎を、日本酒の醪や上槽したお酒に加える技法。アルコール度数を高め、腐造防止、劣化防止を目的としていました。現在は、焼酎に代わって醸造アルコールを添加する製法が主流となっています。

【詳細スペック】
原料米：越神楽45％(全量) Alc 16度
使用酵母：新潟S9（たかね錦純米吟醸と純米大吟醸と同じ酵母です）
内容量：500ml
原材料：米、米麹、単式蒸留焼酎（自社製造）
規格：普通酒

【スタッフ感想】
14と違って、その果実味がより強く感じる。吞み口から、呑み終わりまで、フルーツ系の味わいが広がり、上品に切れてくれる。高級なカクテルを呑んでいるような感覚。

【柱焼酎貴醸酒仕込みとは】
発酵中のお酒に米焼酎や粕取り焼酎を添加する方法。そうすることで、発酵中の酵母たちが活動をやめるので、旨甘みがそのままお酒に残る製法。

【詳細スペック】
原料米：春陽(全量) Alc 13度 JAN 493288600461
内容量：500ml
使用酵母：非公開
原材料：米、米麹、単式蒸留焼酎（自社製造）

あべシリーズの春酒としてのイメージが根付いてきた “ピンクラベル” 　
原料米に、“たかね錦”を100%使用！美山錦の親にあたる酒米品種です。入口はフルーティーな香りに、甘みを感じつつ米の旨みもたっぷり。その後スッキリとした後味を酸で演出しつつ、後味に感じるほのかな苦渋が良いアクセントに。バランスのいい食中酒として仕上がっています。

華やかというよりは割と穏やかにパイナップル系や青リンゴのような香りが出るのが特徴です。
香りはあくまでも穏やかに、食中酒に適しやすい含み香として主張してくるくらいのバランスを目指しています。今年は全体に軽めの味わいで非常にスッキリとした表情に仕上がりました。

原材料 米(国産)・米麹(国産米)
原料米 新潟県産 たかね錦
精米歩合 60%
度数 13度
蔵元 阿部酒造 (新潟県)

国産のウィスキーの原料である、大麦麦芽は輸入に頼っているというのが現状です。しかし、このウィスキーは北海道産大麦麦芽を使用し、蒸留したクラフトウィスキーです。
正真正銘の北海道産ウィスキーとなっております。

【ウィスキーデータ】
北海道中標津産の大麦麦芽を100%使用した、馬追蒸溜所のウイスキーのプロトタイプとなるニューポットです。大麦の甘さや穀物感をふんだんに感じる、骨太なニューポットとなっております。馬追蒸溜所が目指す、20年、30年と長熟させて行くウイスキーの原型を是非ご賞味ください。

新潟県の阿部酒造は、創業当時の酒造りの手法を継承しながらも新しい発想やチャレンジ精神を持って酒造りをしている酒蔵です。その数あるラインナップなかでも濃醇甘口で食後のデザート感覚で飲める人気酒が「FOMALHAUT」。三度目となる今回のコラボレーションは、「FOUMALHAUT」をベースに昨年リリースした貴醸酒「FOMALHAUT Imperial Sake」を寝かせ、通常の酒造りでは仕込み水を使う工程のところで、さらに貴醸酒を継ぎ足し醸したお酒です。熟した果実を思わせる豊潤な香りと甘さを感じる味わいの「FOMALHAUT Imperial Sake」をお楽しみください。