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第23回柔道整復国家試験過去問
柔道整復理論
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* Indicates required question
15歳の男子。受傷直後の単純エックス線写真を別に示す。正しいのはどれか。
*
1 point
前腕両骨間の癒合を予防する。
外固定は前腕近位部から手関節までの範囲とする。
腕橈関節脱臼に合併するものが多い。
典型的な直達外力による骨折である。
Required
スポーツ障害と起因筋との組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
テニス肘--------------上腕筋
野球肘----------------回外筋
シンスプリント--------後脛骨筋
膝蓋靱帯炎------------縫工筋
Required
指部の損傷でDIP関節が屈曲位となるのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
深指屈筋腱断裂
末節骨基部背側裂離骨折
末節骨中央部横骨折
終止腱断裂
Required
48歳男性。1年ほど前から歩きにくさを感じていた。1か月前から両手にしびれを感じたため来所した。深部反射は、下顎反射正常、上腕二頭筋腱反射消失、上腕三頭筋腱反射亢進、膝蓋腱反射およびアキレス腱反射の亢進がみられた。責任病巣となる脊髄高位はどれか。
*
1 point
C3
C5
Th1
C7
Required
16歳の男子。柔道歴6年。高等学校の柔道部に所属している。2か月前から背負い投をかける際に腰に痛みを感じていたが放置していた。3日前から痛みが強くなり来所した。上体を後方へ伸展させると疼痛の増強を認めた。近医を紹介し、CT検査を受けたところ、第5腰椎に図のような所見が得られた。この患者に対する治療で誤っているのはどれか。
*
1 point
腰部にサポーターを装着させる。
背筋を強化する運動は許可する。
下肢のストレッチ体操を行わせる。
スポーツ活動を6か月程度禁止する。
Required
高齢者の骨折の特徴で正しいのはどれか。
*
1 point
竹節状骨折になりやすい。
海綿質の多い部位に好発する。
骨癒合しやすい。
骨癒合完了までベッド上で安静にする。
Required
ド・ケルバン病で誤っているのはどれか。
*
1 point
フィンケルスタインテスト陽性である。
橈骨茎状突起部の疼痛がみられる。
長母指伸筋腱の腱鞘炎。
過度な使用により起こる。
Required
尻上がり現象を呈するのはどれか。
*
1 point
ハムストリングス肉離れ
大腿四頭筋拘縮(広筋型)
テニスレッグ
大腿四頭筋肉離れ(中等度)
Required
25歳の男性。交通事故で緊急搬入され、大腿骨骨幹部骨折の診断を受け入院した。翌日、呼吸困難を訴え始めた。この患者の所見として考えられないのはどれか。
*
1 point
皮膚の点状出血斑
発熱
頻脈
血尿
Required
大結節骨折を伴う肩関節前方脱臼で正しいのはどれか。
*
1 point
高齢者では徒手整復は禁忌である。
整復は脱臼から行う。
ハンギングキャスト固定を行う。
肩甲下神経損傷を伴う。
Required
小児骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
解剖学的整復が必要である。
偽関節の発生はまれである。
関節拘縮が生じやすい。
捻転転位は自家矯正されやすい。
Required
月状骨脱臼で誤っているのはどれか。
*
1 point
橈骨と月状骨との位置関係は正常である。
骨折を伴うことが多い。
第1～3指掌面に放散するしびれがみられる。
手関節屈曲位で固定する。
Required
上腕骨骨折で骨癒合が起こりにくいのはどれか。
*
1 point
大結節単独骨折
骨頭骨折
近位骨端線離開
外科頸骨折
Required
股関節脱臼で屈曲・内転・内旋位に弾発性固定されるのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
腸骨脱臼
中心性脱臼
坐骨脱臼
恥骨上脱臼
Required
肘関節後方脱臼の整復確認で誤っているのはどれか。
*
1 point
ヒューター三角の正常化
疼痛の軽減
整復音の触知
他動的な正常可動域確認
Required
20歳の男性。野球で外野フライを追っているとき、芝生に足を取られ左足の内がえし運動を強制され受傷し来所した。受傷後、約30分での外観写真を別に示す。この時点で除外できる損傷はどれか。
*
1 point
外果骨折
第5中足骨基部裂離骨折
前距腓靱帯断裂
前脛腓靱帯損傷
Required
ガーデン分類で正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
Stage 1 は外転型骨折を含む。
Stage 3 では遠位骨片が前上方に転位する。
Stage 4 は骨頭が回転転位する。
Stage 2 は骨頭壊死が起こりにくい。
Required
膝関節脱臼で正しいのはどれか。
*
1 point
膝関節を屈曲しながら整復する。
膝関節完全伸展位で固定する。
FTAが増大すると生じやすい。
大腿骨前捻角増大は脱臼発生の要因になる。
Required
過伸展外力で発生するのはどれか。
*
1 point
股関節後方脱臼
膝関節後方脱臼
顎関節後方脱臼
肘関節後方脱臼
Required
単独脱臼で整復後でも疼痛が軽減しにくいのはどれか。
*
1 point
第1中足趾節関節背側脱臼
肩鎖関節上方脱臼
膝蓋骨外側脱臼
肩関節前方脱臼
Required
チネル徴候で正しいのはどれか。
*
1 point
末梢神経の再生状況を評価できる。
neurapraxiaで特徴的にみられる。
Waller変性が起こる前にみられる。
経時的に近位に移動していく。
Required
20歳の男性。バレーボール選手。3日前から右の肩より上肢にかけて鈍痛が出現、上肢の挙上時に脱力感を覚え来所した。肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。考えられるのはどれか。
*
1 point
凍結肩
長胸神経麻痺
副神経麻痺
動揺性肩関節
Required
外脛骨で誤っているのはどれか。
*
1 point
前脛骨筋が付着する。
骨折との鑑別が必要になる。
足の過剰骨の中で最も頻度が高い。
足の舟状骨内側に存在する。
Required
膝蓋骨中央部に著明な陥凹を認め、膝関節自動伸展運動不能な患者を医療機関へ搬送する際、応急的な固定の膝関節肢位はどれか。
*
1 point
90°屈曲位
鋭角屈曲位
過伸展位
軽度屈曲位
Required
胸骨骨折で誤っているのはどれか。
*
1 point
腹式呼吸となる。
横骨折が多い。
体部骨折が多い。
偽関節になりやすい。
Required
距骨骨折と踵骨骨折との共通点で正しいのはどれか。
*
1 point
高所からの転落により発生する。
無腐性骨壊死を合併する。
ベーラー角が減少する。
関節包外骨折である。
Required
上腕骨骨幹部骨折の装具固定を図に示す。正しいのはどれか。
*
1 point
整復に患肢の重量を利用している。
小児の骨折に用いられる。
骨折整復直後の固定に適している。
肩関節の自動運動が可能である。
Required
フォルクマン拘縮に対するpassive stretch testの疼痛部位で正しいのはどれか。
*
1 point
手背部
手掌部
前腕屈側
上腕屈側
Required
顎関節症Ⅳ型はどれか。
*
1 point
顎関節内障
変形性関節症
関節包・靱帯障害
咀嚼筋障害
Required
膝関節部の骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
脛骨外顆骨折では外側側副靱帯損傷がみられる。
脛骨顆間隆起骨折は成人男性に好発する。
膝蓋骨腱膜下骨折の転位は高度になる。
大腿骨顆上骨折では膝窩動脈損傷がみられる。
Required
41歳の男性。ソフトボール大会で送球した際に右肩に鋭い痛みを感じ負傷退場した。痛みは一時緩和したが、その後徐々に悪化してきた。写真に示す部位に圧痛が著しいが、腫脹はほとんど認められない。運動痛および外転制限が著明である。陽性になるのはどれか。
*
1 point
ヤーガソンテスト
ライトテスト
ドロップアームサイン
サルカスサイン
Required
軟部組織損傷と徒手検査との組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
肘内側側副靱帯損傷-------中指伸展テスト
膝内側側副靱帯損傷-------アプライ圧迫テスト
スキーヤー母指-----------パーフェクトOテスト
ハムストリング挫傷-------下肢伸展挙上テスト
Required
骨挫傷で正しいのはどれか。
*
1 point
緻密質に限局した損傷である。
高齢者に特有な損傷である。
MRIにより診断が可能である。
疼痛がないのが特徴である。
Required
踵骨体部圧迫骨折の徒手整復操作で誤っているのはどれか。
*
1 point
踵部を末梢方向に牽引する。
連続的に踵部の内外転を繰り返す。
両手掌で踵骨内外側を圧迫するように把持する。
足関節の屈曲を強制する。
Required
圧痛部位の写真を別に示す。疑われるのはどれか。
*
1 point
タナ障害
オスグッド-シュラッター病
ジャンパー膝
鵞足炎
Required
30歳の女性。交通事故で頸部の急激な過伸展と過屈曲が強制され、後頭部・項部痛、めまい、耳鳴り、顔面・上肢の感覚異常や夜間上肢のしびれ感などの症状がみられる。スパークリングテスト及びジャクソンテストはともに陰性で、深部反射は正常、筋力低下もみられなかった。病型分類で最も考えられるのはどれか。
*
1 point
脊髄症状型
頸椎捻挫型
頸部交感神経症候群(バレ・リーウー症状)型
根症状型
Required
母指IP関節の伸展障害を合併しやすいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
モンテギア骨折
掌側バートン骨折
コーレス骨折
ガレアジ骨折
Required
骨端成長軟骨板で起こるのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
腰椎分離症
リトルリーガー肩
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
大腿骨頭すべり症
Required
8歳の男児。上腕骨顆上骨折で整復固定を施行した。その日の夜、患肢の激しい痛みを訴え来所した。最初に行うのはどれか。
*
1 point
朝まで様子をみる。
患部を冷嚢で冷やす。
固定を緩める。
患肢を挙上する。
Required
骨癒合に不利な条件はどれか。
*
1 point
血腫が少ない。
細菌感染が認められない。
転位が少ない。
軟部組織損傷が少ない。
Required
18歳の男子。3週前から毎日ランニングをしている。最近、膝外側部痛が出現し来所した。徒手検査で膝関節の内反を強制しながら膝を伸展していくと疼痛が再現される。疼痛部の写真を別に示す。疼痛の原因で考えられるのはどれか。
*
1 point
摩擦
牽引
亜脱臼
嵌頓
Required
肋骨骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
ゴルフによる疲労骨折は下位肋骨に多い。
固定は最大吸気時に素早く施行する。
小児に多い骨折である。
多発・複数骨折でフレイルチェストがみられる。
Required
32歳の女性。膝蓋骨不全骨折で膝関節軽度屈曲位のギプスシャーレ固定を施行した。3週後、膝関節の可動域訓練を開始した。翌日、「自宅に帰ってからも太ももに痛みが出ました。運動を始めて固定時にはなかった痛みが出てとても不安でした。」と訴えた。この訴えに対する共感的態度はどれか。
*
1 point
そのような弱気では関節の動きはよくなりませんよ。
今回のケガをする前にこういった事はありませんでしたか。
動かし始めにはよくあることですから問題ありませんよ。
今まで感じたことのない痛みが出たのは心配でしたね。
Required
デュピュイトラン脱臼骨折で起こらないのはどれか。
*
1 point
遠位脛腓関節離開
距骨内側脱臼
腓骨骨幹部螺旋骨折
内果裂離骨折
Required
骨折と合併症との組合せで誤っているのはどれか。
*
1 point
上腕骨外顆骨折-----内反肘
上腕骨骨幹部骨折---橈骨神経損傷
鎖骨骨折-----------変形癒合
手舟状骨骨折-------偽関節
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