中学校におけるキャリア教育や進路指導は、中学生のこれからの人生を考えるうえで非常に重要な要素であると思っております。しかしながら、日頃から進路についての情報を得られないでいる生徒や、様々な理由で自分に合った進学先を見出せない生徒が一定数おり、またそのような子どもたちの将来が安定したものとならないケースも見受けられます。
特に今般の新型コロナウイルス感染拡大により、ほとんどの地域で中学校が休校となり、通常の授業もままならない状況が2か月以上続くという異例の事態になっています。必要な情報が必要な中学生に届く環境の整備は喫緊の課題です。
進学先の決定を控えた生徒やその保護者の方々から不安の声も聞かれており、情報の格差も一段と深刻になることが現実的に懸念されます。また、学業面や心理面、体力面においても様々に影響が出ることが心配されるところです。
そこでまず、現状において、各方面の対応に追われている中学校現場におかれまして、特に進路指導に関しての先生方の課題意識(困り感)がどのようなものかを把握することが重要であると考えました。
アンケートの目的は以下です。
①日頃から中学校教員が感じている進路指導についての課題(困り感等)を把握し、より充実した進路決定に必要な恒常的なサポートの要素を抽出する
②さらに現在の新型コロナウイルス流行拡大の状況において、特に緊急性が高いと思われる要素を抽出し、学校(子ども)をサポートする体制の構築等の必要性の把握と、その課題解決をめざす
以上の趣旨及び目的にご同意いただき、ぜひアンケートにご協力いただきますよう、お願いいたします。
また今回は迅速を期すため、ウェブ上でのアンケートとさせていただきました。
先行き不透明ではありますが、一人一人の子どもたちが夢や希望を失わず、将来を展望していけるための一助となることを願って活動を続けてまいります。
皆様と子どもたちの健やかな生活が一日も早く戻ってきますよう、祈念しております。
アンケート企画・実施
NPO COCONI(NPO法人申請中)
NPO法人JAE(HPはこちら
https://jae.or.jp/)
アンケートについての問い合わせ先
npo.coconi@gmail.com 子どものキャリア支援研究会のFB
https://www.facebook.com/groups/2304353089834237/アンケート制作責任者 谷村綾子(千里金蘭大学生活科学部児童教育学科 准教授、COCONIメンバー)