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4/7(土)映画上映DAY
マーシャル諸島と核実験そして日本
映画『タリナイ』『keememej』上映 + 監督トーク
70年前の3月1日、米軍が太平洋・マーシャル諸島のビキニ環礁で水爆実験をした。島民たちに加えて、「第五福竜丸」を始めとする日本のマグロ漁船約1千隻が被曝し、放射線被曝の恐ろしさが改めて社会に伝わった。
しかし、この島国が第2次世界大戦中、日本の占領下にあったことを知っているだろうか。駐留していた約2万人の日本兵はやがて軍に見捨てられ、多くは飢え死にした。
このとき戦死した父親の足跡を追って現地を旅する男性を追う2本のドキュメンタリー映画が「タリナイ」「keememej」。映画の中で島民たちは日本語の歌を歌う。統治下で覚え、子や孫にも受け継がれているそれらの歌を、日本人である現代の私たちはまったく知らない。
このことに衝撃を受けた監督の大川史織さん。高校生の頃から社会問題に触れその本質を思考するようになる。地球温暖化や核実験に興味を持ち、スタディツアーに参加したことをきっかけにマーシャルの日系企業に就職。その生活する中で出会った人たちや想いを形にした映画2本を通して、戦争や核実験があった過去と私たちが生きる現在、異国の地と広島が「人」でつながる時間をみなさんと共有できたらと企画しました。
3月1日にマーシャル諸島で行われた、核被害者を追悼する式典に日本から参加したハチドリ舎スタッフのせとまゆと大川史織監督とのトークにも注目です。
◆昼の部
12:45〜受付開始
13:00〜『タリナイ』93分
14:33〜 休憩&受付
14:45〜『keememej』93分
16:18〜 休憩+監督&せとまゆトーク 42分
17:00 終了予定
◆夜の部
17:00〜受付開始
17:30〜『タリナイ』93分
19:03〜休憩&受付
19:15〜『keememej』93分
20:33〜 休憩+ 監督&せとまゆトーク 47分
21:30 終了予定
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かつて日本の委任統治下にあったマーシャル諸島共和国。この島に移住し、現地の言葉を学びながら、いまだ戦争の爪痕が残る地に暮らす人々のオーラル・ヒストリーを映像で記録してきた大川史織監督。マーシャルで戦死した父を持つ息子の慰霊の旅を映した初監督作品『タリナイ』(2018年)と、二作目『keememej』(2022年)を上映します。
共催:春眠舎×ハチドリ舎
◆店内参加◆
1本:1,500円+1ドリンク
2本通し:2,500円+1ドリンク
下記フォームに入力ください。
◆オンライン参加◆
2,500円
下記よりチケットをお求めください
昼の部:https://tinyurl.com/2bh3f36h
夜の部:https://tinyurl.com/278lnjag
★Googleフォーム からの入力内容確認メールを受信した段階で、受付完了となります。