アルツハイマー型認知症に対する、安心・安全な米ぬかの栄養成分を用いた、世界初の栄養療法の効果検証試験の参加者を募集しています   
 
 東京歯科大学市川総合病院では、現在、約1年間の研究に協力してくださる軽度のアルツハイマー型認知症の方を320名募集しています。

 もはや国民病ともいえる認知症ですが、特にその6割以上を占めるアルツハイマー病の治療法は確立されておらず、症状進行を薬で予防しているのが現状です。しかし、その効果はまだ満足できるレベルにあるとは残念ながら言えません。そこで、薬以外の選択肢の可能性を広げたいと、私たちは米ぬかの栄養成分をアルツハイマー型認知症の患者さまに試していただき、その医学的効果を検証したいと考えています。
 
 具体的には、穀物や果物の皮などに多く含まれるポリフェノールの一種であるフェルラ酸と呼ばれる成分です。すでに一部の認知症の診療医の間では草の根で広がっており、認知症予備軍であるグレーゾーンのMCI(軽度認知障害)の方に対しては医学的効果も証明されています。一方で、認知症である患者さんへの効果は未だ、厳密な検証によっては証明がなされていません。

 そこで市川総合病院では、医師主導の特定臨床研究法に基づき、世界初の試みとして、その効果証明のための無作為化比較試験(RCT)を行うことになりました(以下、図「研究の流れ」を参照)。参加条件に合う方はぜひ、ご参加いただけましたら幸いです。

 和食を含めた米文化という我が国伝統の中心ともいうべき米ぬかのエッセンスにアルツハイマー病に向き合える可能性があることを証明するというのは、他ならぬ瑞穂の国、日本こそが行うべき研究であり、その価値があるのではないかと感じてもおります。

 研究に参加いただけた場合には、アルツハイマー病の原因と考えられているアミロイドベータという異常タンパク質の血中濃度が無料で測定できたり(動物実験では、フェルラ酸がこのアミロイドベータを5~7割減らすことも証明されています)、開始時・半年後・1年後の計3回にわたって2時間程度の専門家による心理検査で、丁寧に認知症の進み具合いが評価されます。

 ふるってのご応募お待ちしております。

無作為化比較試験(RCT):抽選で効果の期待されるサプリか、プラセボか、のいずれかのグループに振り分けられ、毎日摂取していただきます。研究期間中は何を摂取しているかは伏せられていますが、1年後にどちらのグループであったかは伝えられます。

**現在、通院治療のない方でも、最近物忘れが目立ってきて心配されている場合には、東京歯科大学市川総合病院の認知症外来で通常診療を受け、その後に条件に該当する場合は、続けて研究に参加することも可能です。


【研究に関する問い合わせ】

東京歯科大学市川総合病院 精神科 

認知症米ぬかサプリ研究事務局

研究責任者 精神科医 宗 未来

研究専用電話:047-707-3377(平日10~16時)

メール:komenuka88@gmail.com 


【研究の参加条件】

1)東京歯科大学市川総合病院もしくは他院に通院中で、軽度アルツハイマー型認知症の診断を受けているアルツハイマー型以外の認知症とは診断されていない)

2) 既にドネペジル(またはアリセプト)錠5mg/日を1ヶ月以上内服している(5mg未満もしくは5mgを超えての内服の場合は不可)

3)ドネペジル(またはアリセプト)以外に抗認知症薬など認知機能に影響を与える薬剤を使用していない

4)65歳以上で85歳以下(同意取得時)の男女

5)本人の自由意思による文書同意が得られる

6) 著しい視聴覚障害がなく、日本語を母国語とする

7)本研究に支障を生じるような重篤な身体疾患がない

8)指定された期日に計6回来院し(約3ヶ月に一度のペースで)、必要な検査・治療が可能

9)アルコール依存症(または現在も大酒家)、または他の薬物依存症ではない

10) 過去1年以内にうつ病や躁うつ病、統合失調症で治療を受けておらず、抗精神病薬もしくは抗うつ薬、抗てんかん薬を内服していない

11)不眠症治療以外を目的として抗不安薬を内服していない

12)現在、うつ状態ではない

13)レビー型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性脳梗塞、 正常圧水頭症、脳腫瘍、てんかん、硬膜下血腫、多発性硬化症、脳炎、脳の手術後や外傷性の脳障害、精神状態が不安定になるほどの甲状腺疾患等ではない

14)若年性(65歳未満発症)のアルツハイマー型認知症ではない

15)研究が困難になるような幻視や興奮などの精神症状、行動異常を認めない

16)アナフィラキシーショックなどの重篤な食品・薬物アレルギー歴がない

17) 他の医薬品やなんらかの治験に現在もしくは過去6ヵ月以内に参加していない

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研究の流れ
患者さんご本人のお名前 *
代理の方(または介護者)のお名前
代理の方(または介護者)の続柄
患者さんの生まれた年と月はいつですか? *
MM
/
DD
/
YYYY
電話番号 (代理の方のものでも結構です) *
メールアドレス(代理の方のものでも結構です) *
住所 *
いつ頃から物忘れが目立ってきましたか?また、特にどんな問題があるでしょうか? *
ご本人には、物忘れの自覚はありますか? *
現在、認知症の診断で医療機関で通院加療を受けていますか? *
現在、認知症の診断で医療機関に通院中の方は医療機関名をご記入ください。
なしの方は『なし』とご記入ください。
*
通院加療を受けている方は、どのような認知症のタイプでしょうか? *
既にドネペジル(またはアリセプト)錠5mg/日を1ヶ月以上内服していますか?
*
ドネペジル(またはアリセプト)以外に抗認知症薬など認知機能に影響を与える薬剤を使用していますか?
*
洋服は一人で着替えができますか? *
入浴は一人で可能ですか? *
これまで、「いないはず人の顔や姿が見える」といった幻視や、「誰もいないのに誰かいるような気がする」といった幻覚を訴えたことがありますか? *
最近、悪夢を見たり、夢遊病のような状態を経験したり、そこまでではないが夜中寝ながら大声をあげたり、暴れたりといったことはあったでしょうか? *

65歳以上で85歳以下ですか? 

*
本人の研究参加への同意が得られそうでしょうか? *

 著しい視聴覚障害がなく、日本語を母国語としていますか?

*

本研究に支障を生じるような重篤な身体疾患はありませんか?

*

指定された期日に計6回来院し(約3ヶ月に一度のペースで)、必要な検査・治療が可能ですか?

*
認知症対策やそれ以外の健康を目的としてのサプリメント摂取や、他に何か健康法などを実施していますか?実施しているとすればどのようなことを実践されているでしょうか? *

アルコール依存症(または現在大酒家だったり日中から飲酒する)、または他の薬物依存症ではありませんか?

*

 過去1年以内にうつ病や躁うつ病、統合失調症で治療を受けておらず、抗精神病薬もしくは抗うつ薬、抗てんかん薬を内服していませんか?

*

不眠症治療以外を目的として抗不安薬を内服していますか?

*

現在、うつ状態ですか?

*

以下の疾患に当てはまりますか?

 レビー型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性脳梗塞、正常圧水頭症、脳腫瘍、てんかん、硬膜下血腫、多発性硬化症、脳炎、脳の手術後や外傷性の脳障害、精神状態が不安定になるほどの甲状腺疾患

*

研究が困難になるような怒りっぽさや興奮などの精神症状、行動異常はありますか?

*

アナフィラキシーショックなどの重篤な食品・薬物アレルギー歴がありますか?

*

 他の医薬品やなんらかの治験に現在もしくは過去6ヵ月以内に参加していますか?

*
当該研究をどちらで知りましたか?

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