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第24回柔道整復国家試験過去問
柔道整復理論
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* Indicates required question
52歳の女性。6か月前から週1回のテニスの練習をしている。バックハンドストロークの練習をしていたところ右肘の外側に強い痛みが出現した。日常生活でも支障が出てきて来所した。中指伸展テストおよびトムゼンテストが陽性であった。最も関与しているのはどれか。
*
1 point
短橈側手根伸筋
回外筋
腕橈骨筋
長橈側手根伸筋
Required
背臥位で図のような脊柱の弯曲を観察した。 考えられる要因はどれか。
*
1 point
上殿神経の麻痺
腹直筋の短縮
大腿神経の麻痺
腸腰筋の短縮
Required
延長転位するのはどれか。
*
1 point
橈骨遠位端部伸展型骨折
尺骨骨幹部上・中1/3境界部骨折
上腕三頭筋付着部より遠位の肘頭骨折
円回内筋付着部より近位の橈骨骨幹部骨折
Required
シンスプリントで誤っているのはどれか。
*
1 point
足関節底屈運動で疼痛が増強する。
脛骨の中央以下で内後側縁に圧痛がみられる。
扁平足は発生要因の一つである。
発症後3週で仮骨の形成がみられる。
Required
ダッシュボード損傷で起こりにくいのはどれか。
*
1 point
小転子骨折
膝蓋骨骨折
後十字靱帯断裂
股関節後方脱臼
Required
コーレス（Colles）骨折の合併症で正しいのはどれか。
*
1 point
手根骨の合併症は月状骨に多くみられる。
尺骨茎状突起骨折は屈曲骨折第1型の機序で発生する。
長母指伸筋腱断裂は受傷時に発生する。
掌側傾斜角の減少により屈曲制限が出現する。
Required
肩関節前方脱臼で正しいのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
スティムソン法による整復は背臥位で行う。
バンカート損傷は上腕骨頭後外側の欠損をいう。
鎖骨下脱臼は烏口下脱臼に比べ外転角度が大きい。
ヒル・サックス損傷は再脱臼の原因となる。
Required
6歳の女児。3週前に上腕骨顆上伸展型骨折をきたし、徒手整復と経皮的ピンニングが施行された。ギプス固定を本日除去し、後療法開始の指示を主治医から受けた。後療法に際して最も注意すべき合併症はどれか。
*
1 point
骨化性筋炎
フォルクマン（Volkmann）拘縮
関節強直
ズデック（Sudeck）骨萎縮
Required
50歳の男性。右肩痛を訴えて来所した。10年前に柔道で負傷したが放置していた。最近、右肩に力を入れると痛みが走り、肩を使うと次第に痛みが強くなる。近医で単純エックス線検査を受けたところ、図のような所見であった。検査で陽性となるのはどれか。
*
1 point
ライトテスト
サルカスサイン
インピンジメントサイン
アドソンテスト
Required
筋起始部の病変で陽性になるのはどれか。
*
1 point
トンプソンテスト
ルドルフ徴候
ナウマン徴候
チェアーテスト
Required
物理療法で正しいのはどれか。
*
1 point
マイクロ波では衣服素材に注意する。
超音波は骨損傷部には不適応である。
コールドスプレーは凍傷のリスクが低い。
温熱療法は消耗性疾患に適応である。
Required
肩鎖関節損傷のトッシー（Tossy）分類で重要なのはどれか。
*
1 point
腫 脹
反跳症状
圧 痛
運動制限
Required
橈骨骨幹部円回内筋付着部遠位骨折の転位で正しい組合せはどれか。
*
1 point
近位骨片回外位 —————— 遠位骨片回内位
近位骨片中間位 —————— 遠位骨片回内位
近位骨片回内位 —————— 遠位骨片中間位
近位骨片回外位 —————— 遠位骨片中間位
Required
右大腿骨骨幹部骨折後24時間で脂肪塞栓症を疑う所見はどれか。
*
1 point
体温が36.4℃
右大腿から膝部の皮下出血斑
呼吸数が14/分
脈拍数が110/分
Required
肘部のスポーツ傷害で正しいのはどれか。
*
1 point
離断性骨軟骨炎は野球肘の内側型でみられる。
外側側副靱帯損傷は肘関節の外転強制により発生する。
内側側副靭帯損傷の多くは前斜走線維の損傷である。
野球肘は外側型が大部分を占める。
Required
21歳の男性。2か月前、ラグビーの試合中に右膝前面を強打したが試合はそのまま出場した。それ以降、右膝に軽い腫れや違和感があった。1週前から練習中に右膝後方に痛みが出現し、不安定感も出てきたので来所した。 初検時、健側との比較目的でみているのはどれか。検者が健側との比較目的でみているのはどれか。
*
1 point
関節の腫脹
膝蓋骨の不安定症
下腿筋の萎縮
脛骨粗面の位置
Required
胸鎖関節脱臼と肩鎖関節脱臼とに共通するのはどれか。
*
1 point
小児の発生頻度が高い。
直達外力で発生しやすい。
変形が残存しやすい。
上方脱臼が最も多い。
Required
神経症状をみる検査でないのはどれか。
*
1 point
ｄ
ａ
ｃ
ｂ
Required
上腕骨の骨折と合併症、後遺症の組合せで正しいのはどれか。２つ選べ。
*
1 point
小結節骨折 —————— 肩関節前方脱臼
解剖頸骨折 —————— 骨頭壊死
内側上顆骨折 ————— 内反肘
大結節骨折 —————— インピンジメント
Required
肋骨骨折と合併症の組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
吸気時に貼付する。
胸郭動揺があるときは硬性素材を併用する。
健側頬部から患部を通過し健側背部まで貼付する。
固定期間は2か月である。
Required
半月板損傷で正しいのはどれか。
*
1 point
半月板前節の断裂が多い。
牽引アプライテストは診断に有用である。
円板状半月に起因する損傷は小児に多い。
伸展した膝関節に回旋力が加わり発生する。
Required
運動枝のみの神経症状を呈するのはどれか。
*
1 point
肘部管症候群
前骨間神経麻痺
総腓骨神経麻痺
手根管症候群
Required
成人の肘関節後方脱臼で合併しにくいのはどれか。
*
1 point
尺骨鈎状突起骨折
尺骨神経損傷
内側側副靭帯断裂
上腕骨内側上顆骨折
Required
好発年齢と骨損傷の組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
壮年期 ———— 上腕骨外科頸骨折
老年期 ———— 脛骨疲労骨折
幼児期 ———— 腰椎圧迫骨折
思春期 ———— 脛骨粗面裂離骨折
Required
スポーツ外傷に対するテーピング法の主目的はどれか。
*
1 point
血行の促進
骨癒合の促進
靱帯の補強
皮膚の保護
Required
上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
回転転位は自家矯正される。
前腕屈筋群の牽引作用により回転転位が生じる。
プルオフ型は肘関節内反強制により発生する。
鷲手変形は受傷後早期から生じる。
Required
転倒後、腰痛を訴える患者。体幹側屈で疼痛が増強し、膝関節屈曲の坐位からの股関節屈曲運動での痛みが増強した。考えられるのはどれか。
*
1 point
腰部脊柱管狭窄症
チャンス骨折
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎肋骨突起骨折
Required
58歳の男性。自転車で走行中に転倒し来所した。左上腕部の腫脹と変形を呈していた。近医で撮影した単純エックス線写真を示す。受傷直後から、母指・示指・中指の背側付近に感覚障害があった。まず行うべき固定肢位の組合せはどれか。
*
1 point
肩関節外転位 —————— 手関節伸展位
肩関節内転位 —————— 手関節伸展位
肩関節内転位 —————— 手関節屈曲位
肩関節外転位 —————— 手関節屈曲位
Required
21歳の男性。空手の試合中に左下腿前面をけられ、翌日、疼痛が増強したので来所した。軋轢音および介達痛は認められなかった。高度腫脹による皮膚光沢がみられ、自発痛、筋の伸張時痛、感覚障害、運動障害が認められた。搬送に際してまず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
*
1 point
安 静
挙 上
圧 迫
冷 却
Required
大腿骨近位骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
骨頭下骨折では大転子高位がみられる。
転子貫通骨折では下肢の延長がみられる。
中間部骨折では下肢が内旋位を呈する。
転子間骨折では外反股がみられる。
Required
肋骨骨折と合併症の組合せで正しいのはどれか。
*
1 point
左第7～9肋骨多発骨折—————————— 肝損傷
介達外力による第6肋骨骨折 ——————— フレイルチェスト
ゴルフスイングによる疲労骨折 —————— 緊張性気胸
直達外力による浮肋骨骨折 ———————— 腎損傷
Required
膝蓋骨底から5㎝近位の大腿周径を計測した結果、左に比べ右が2㎝細かった。主な萎縮筋はどれか。
*
1 point
大内転筋
大腿筋膜張筋
内側広筋
薄 筋
Required
上前腸骨棘裂離骨折の骨片転位を起こすのはどれか。2つ選べ。
*
1 point
大腿筋膜直筋
大腿直筋
長内転筋
縫工筋
Required
絞扼性神経障害の原因となるのはどれか。
*
1 point
中殿筋
腸腰筋
多裂筋
梨状筋
Required
氷嚢による冷却を長時間行う際、神経麻痺に注意が必要な部位はどれか。
*
1 point
ｄ
ｃ
ａ
ｂ
Required
肩甲骨骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
上角骨折の合併症に気胸がある。
烏口突起骨折は定型的鎖骨骨折に合併する。
外科頸骨折は肩関節脱臼との鑑別を要する。
骨体部骨折はバンカート損傷との鑑別を要する。
Required
60歳の男性。5か月前に高所から飛び降り踵骨の骨折をした。現在でも疼痛や浮腫がみられるので主治医から後療法を依頼された。症状持続の要因で考えられるのはどれか。
*
1 point
反射性交感神経性ジストロフィー
コンパートメント症候群
骨壊死
モートン（Morton）病
Required
25歳の男性。スキージャンプ競技中、着地でバランスを崩し受傷した。右股関節は屈曲、外転、外旋位に弾発性固定され、大転子部の突出は触知不能となっている。神経損傷を合併したときの感覚障害が現れるのはどれか。
*
1 point
ｄ
ｃ
ａ
ｂ
Required
35歳の男性。倉庫で製品の管理をしている。昨日、約30㎏の製品を持ち上げたとき、右上腕部にブチっという音と共に疼痛が出現したと訴え来所した。初検時に左右の肘関節を自動屈曲したときの外観写真を示す。最も考えられる上腕二頭筋の損傷部位はどれか。
*
1 point
短頭腱
筋 腹
長頭腱
遠位腱
Required
骨嚢腫による上腕骨骨折が起こりやすいのはどれか。
*
1 point
近位骨幹端部
顆上部
骨頭部
骨幹中央部
Required
手舟状骨骨折で多いのはどれか。
*
1 point
腰 部
遠位1/3部
結節部
近位1/3部
Required
股関節脱臼でローゼル・ネラトン線より大転子が高位となるのはどれか。
*
1 point
恥骨下脱臼
腸骨脱臼
中心性脱臼
恥骨上脱臼
Required
足根骨骨折で正しいのはどれか。
*
1 point
距骨骨折は過剰仮骨形成を起こしやすい。
踵骨骨折ではベーラー角が減少しやすい。
立方骨骨折は外脛骨との鑑別を要する。
舟状骨骨折は直達外力によるものが多い。
Required
膝蓋骨外側脱臼で正しいのはどれか。
*
1 point
膝の肢位に関係なく脱臼するものを習慣性脱臼という。
Ｑ角の減少は発生要因となる。
自然整復されることはまれである。
アプリヘンションサインがみられる。
Required
17歳の男子。野球部のキャッチャー。2週前に左示指をつき指したが、症状が軽く練習を継続していた。昨日、指の変形に気付き整形外科を受診し、装具固定を受け、DIP関節の自動屈曲運動を行うように指導を受けた。DIP関節の自動屈曲を行っている写真を示す。考えられる損傷部位はどれか。
*
1 point
中央索
PIP関節掌側板
深指屈筋腱
終止腱
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