(大分県2021)〔図は問題をもとに作成し直しました。〕
(3) 室町時代には、東アジアとの交流がさかんになり、金属などの産物が取り引きされた。また、鉄製の武器や農具をつくる鍛冶(かじ)業が発達した。 次の文は、明(みん)との貿易について述べたものである。文中のⓐ〔 〕、ⓑ〔 〕から適切なものをそれぞれ一つずつ選び、正しい組み合わせをえらびなさい。----------- 室町幕府は明に朝貢する形をとって貿易を始め、その利益を幕府の財源にあてた。
民間の貿易船と区別するための勘合という合い札をもった日本の貿易船は、明の貿易港である ⓐ〔 重慶(チョンチン/じゅうけい) / 寧波(ニンポー) / 香港(ホンコン)〕に入港して勘合の照合を行った。
明からはおもに生糸や ⓑ〔 硫黄 / 刀剣 / 銅銭〕が輸入された。-----------
(4) 次の国際関係に関する文章を読み、あとの問いに答えなさい。----------東アジアの伝統的な国際関係は、明治時代以降に日本が近代化を果たしたことにより、大きく変化した。アジア諸国から日本への留学生が増加する一方で、中国では近代国家をつくる運動が高まり、孫文は東京などで革命運動を進めた。----------孫文の動向に関して述べたP~Rの文について、古いものから順に並べたものを、あとのア~カから1つ選んで、その符号を書きなさい。
P 民衆の力を革命に生かそうとして、孫文は中国国民党を結成した。
Q 孫文は、加藤高明内閣が成立していた日本で演説し、新聞や雑誌で広く報道された。
R 孫文にかわって袁世凱が臨時大総統となった。