【相談内容募集】HI2021 講習会コース1:「HI研究におけるWeb調査の活用:実践における留意点」
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本講習会では,調査によるデータ収集の実施形態として,長らく主流だった紙筆版に取って代わって急速に普及しているWeb調査について解説する. 講師が手がけてきた諸研究で得られた知見を紹介することを通して,参加者ご自身が,Web調査という手法がどのような研究目的とフィットするものかを考えるきっかけとなればと考えている.
Web調査では,当初からデータを電子化した形で入手でき,画像や音声など文字以外を利用した刺激を呈示したり,質問内容をダイナミックに変化させたりする仕掛けを施すのが容易である.こうした点は従来の紙筆版調査と比べて大きなメリットだし,インターネットが十分に普及した現在ではサンプリングバイアスの懸念も小さくなり,協力者にとっても回答のコストは低いと考えられる.
多くの利点をもつWeb調査だが,当然ながら,研究者が得たいデータを自由自在に得られるわけではない.参加コストが低く,誰でも手軽に参加できるというのは,言い換えれば「参加環境を制約できない」ということである.回答環境が参加者任せとなると,回答に際する態度を調査者がコントロールすることは不可能である.つまり,質保証には研究者が尽力する必要がある.
本講習会でははじめに,Web調査という方法のごく基礎的事項について,初心者を対象に解説する.その後,具体的な実践に関わるアドバイスについて,参加者からの相談内容に基づくカウンセリングによって行う.事前応募を優先するが,時間の許す限り当日飛び入りの相談も歓迎する.

講師 三浦 麻子 (大阪大学)
オーガナイザ: 伊藤 京子(京都橘大学)
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本講習会に関連して、事前の相談内容がある場合、以下にご記入ください。(締切:9月8日(水))
なお、相談の内容、及びその個数等によって、頂きました相談内容に講習会内で回答できない場合がありますが、ご容赦ください。
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