皮膚描記症機械性蕁麻疹の有病率に関するアンケート調査JapanPrevalence-D
<本調査「Japan Prevalence-Dの概要>
 この質問票(アンケート)は、日本の蕁麻疹国際認証センター(Japan UCAREs)の調査チームによって実施されています。
 本調査は、タイのタイ・バンコク市 マヒドン大学シリラート病院医学部皮膚科(Siriraj UCAREKanokvalai Kulthanan医師が研究責任者となって多施設国際共同研究として実施されます。日本の調査結果は、国内の研究責任者である昭和大学病院皮膚科(Tokyo Showa University UCARE)猪又直子医師が集計した後、Siriraj UCAREに送り、世界中のデータと併せて解析し、学会や論文で発表される予定です。本調査はグーグルフォームを用いたインターネットベースの調査で、個人を特定する情報の入力項目はありません。得られた情報は参加するUCAREでのみ利用されます。また、参加後の同意の取り下げは原則できません。ご不明な場合は、昭和大学病院皮膚科TEL03-3784-8000までご連絡ください。

 本調査は、一般に、どれくらいの方が皮膚描記症、なかでも慢性症候性皮膚描記症(=機械性蕁麻疹)で悩まれているのか(有病率)を調べ、その影響を分析することを目的にしています。その結果は、今後、この疾患に対する診療の質の向上に役立つものと期待されます。本調査では、一般人口における有病率を知るために行われるため、慢性症候性皮膚描記症(=機械性蕁麻疹)がある人とない人の両方に、ご協力をお願いしています。あなたは、この調査に参加するか・しないかを選択できます。なお、個人を特定する情報は尋ねませんので、あなたが誰であるかは分かりません。アンケートへの回答は、ご協力いただいた他の方の回答と合わせて分析され、情報全体をまとめ、発表される予定です。

<本調査の対象となる病気:皮膚描記症について> 

本調査の目的は、皮膚描記症の有病率を明らかにすることです。

皮膚描記症とは、皮膚をひっかいたり、こすったりしたときに起こる皮膚の反応で、その反応は、短時間に起こって、その後すぐに正常な皮膚に戻ります。

皮膚描記症には、3つのタイプがあり、紅色皮膚描記症、蕁麻疹様皮膚描記症、慢性症候性皮膚描記症(=機械性蕁麻疹)といいます。 

紅色皮膚描記症とは:皮膚描記症のなかで、皮膚をこすったときに盛り上がらず、かゆみもなく、ただ赤くなるものは、紅色皮膚描記症といいます(写真1)。この皮膚描記症は正常なもので、病的ではありません。

蕁麻疹様皮膚描記症とは:しかし、なかには、皮膚をひっかいたりこすったりすると、皮膚が赤く盛り上がることがあります(触ると、盛り上がっていることがわかります)。この盛り上がった線は、最初は赤く、その後、白くなってきて、その周りに赤味を帯びてきます(写真2)。このような皮膚描記症を、蕁麻疹様皮膚描記症と呼びます。

慢性症候性皮膚描記症(=機械性蕁麻疹)とは:かゆみを伴う蕁麻疹様皮膚描記症が繰り返し出る人がいて、これを慢性症候性皮膚描記症といいます。一般には機械性蕁麻疹ともよばれています。


<3つの皮膚描記症の違い>

紅色皮膚描記症            赤い  盛り上がらない かゆみなし

蕁麻疹様皮膚描記症          赤い  盛り上がる かゆいこともある

慢性症候性皮膚描記症(=機械性蕁麻疹)赤い  盛り上がる かゆみあり 繰り返す

 

アンケートの所要時間は、約5分です。

このアンケートに参加するか・しないかは、あなたの受けている治療に何ら影響を与えるものではありません。

- 参加したくない場合は、「参加に同意しない」を選択してください。- 参加される場合は、「参加に同意する」を選択し、同意の上で、そのあとの質問にお答えください。

写真1紅色皮膚描記症 (盛り上がらず、かゆみがない)  
写真 2. 蕁麻疹様皮膚描記症 (赤くなり盛り上がる) 


私は、この同意書を読み、理解しました。
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