【お知らせ】Zoomでの配信も致しますがこの度、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)福島研究開発部門 福島研究開発拠点の楢葉遠隔技術開発センター(Naraha Center for Remote Control Technology Development; 略称NARREC(ナレック))との共催で『第三回点群データ分析・可視化 ワークショップ』を開催致します。NARRECは遠隔技術に関する幅広い専門分野の研究者や技術者が集まり、その研究開発を効率的かつ有効的に進め、さらに、得られた成果の情報発信も行う遠隔技術開発の拠点として東京電力ホールディングス
福島第一原子発電所の廃炉推進のために遠隔操作機器(ロボット等)の開発実証施設として整備され、2016年
4月より外部利用を開始している施設になります。この度共催いただきますNARREC の協力によりVR室の体験
及び大型ロボットアームの見学を予定しております。可能な限りご参加できる方は会場での参加をお勧めいたします。下記フォーム:参加方法で「会場」を選択ください。コロナウイルスの感染再拡大が懸念されておりますために会場での募集参加は先着40名に制限させていただきますのでご承知おきください。
【ワークショップ概要】さまざまな業界において、業務ワークフローを最適化するために、ボトルネックを特定し、その解消を図ることが重要です。この解消のためにデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが有効とされています。近年、国内においては高度経済成長期に建設された各プラント設備の老朽化による更新、改造工事の頻度が高まっており、DXへのニーズが高まっています。 本ワークショップでは、以下の観点で、最新情報に基づく議論の場を提供いたします。① プラント設備の現場と設計用CAD、現状の図面との整合性を確認するには、どうすればよいか?② 工事改造時等機器搬出入のルートの検証や干渉チェックを行うには、どうすればよいか?③ プラントの現状を複数のユーザーが机上検討するには、どうすればよいか?本ワークショップでは、点群データの計測、分析、可視化技術とその応用について、広く話題提供を行いますので、奮ってご参加お申し込みください。
日時:2022 年 3月 24 日( 木) 13:15~17:00 (12:45入場開始)
主催:可視化情報学会ビジュアルデータサイエンス研究会
共催:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構福島研究開発部門
楢葉遠隔技術開発センター(
https://naraha.jaea.go.jp/)
株式会社富士テクニカルリサーチ(
https://ftr.co.jp)
場所:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構福島研究開発部門
楢葉遠隔技術開発センター(NARREC)多目的室(第三会議室)
https://naraha.jaea.go.jp/facilities/details/multipurpose_room.html(〒979-0513 福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字仲丸1-22)
内容:
●13:15-13:20 【はじめの挨拶】
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 楢葉遠隔技術開発センター
センター長 石原正博様
●13:20-13:40【基調講演】
東京大学大学院 工学系研究科原子力国際専攻 岡本孝司教授
●13:40-14:00
【PointNet++を用いた原子力施設の構造物識別手法について】
廃炉環境国際共同研究センター
遠隔技術ディビジョン 3Dイメージング技術開発グループ
(兼務)楢葉遠隔技術開発センター モックアップ試験施設部
利用促進課 今淵貴志様
●14:00-14:20
【時系列点群データからの情報抽出、点群データからのCAD化】
岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 土井章男教授
●14:20-14:40【核セキュリティ・保障措置関連トレーニングでのVRシステムの活用について】
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(略称:ISCN)
技術主席兼能力構築国際支援室長 井上尚子様
●14:40-15:00
【xR技術を用いた社内業務革新】
株式会社 荏原製作所
技術・研究開発・知的財産統括部 戦略技術研究部 xR技術推進PJT
平田和也様
●15:00-15:20【設備保全情報共有・可視化システムGalaxy-Eyeについて】
株式会社 富士テクニカルリサーチ 執行役員 営業本部 副本部長
北村友一様
●15:20-15:30 休憩
●15:30-15:50 パネル討論
点群データの活用を徹底討論
コーディネーター 小山田耕二教授(京都大学)
技術講演者(岡本幸司様、今淵貴志様、平田和也様、北村友一)
【コーディネーターからひとこと】
原子力施設を含むプラント施設の維持管理における遠隔操作技術はどうあるべきか、ご専門の方にお集まりいただき討論いたします。時間は限られていますが、以下の観点で論点を明らかにできればと期待しています。
*3次元点群に基づく深層学習によるプラント施設の構造物識別
*識別された構造物モデルを使った計算シミュレーション手法
*XR空間で試行錯誤可能な計算シミュレーションの高速化
●15:50-16:00 おわりの挨拶 小山田 耕二教授(京都大学)
●16:00-17:00
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 楢葉遠隔技術開発センター
施設部部長 鈴木政浩様
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 楢葉遠隔技術開発センター VR体験
及ぶ大型ロボットアームの見学
1班10名にて4班に分かれてご案内
https://naraha.jaea.go.jp/facilities/details/VR_room.html費用:無料
参加申込:下記に必要事項を記入して送信してください。
このフォームでお送りいただく内容はワークショップ申込受付・出席確認に使用します。
個人情報の取り扱いに関しましては『個人情報保護方針』に準じます。
【連絡事項】
1.ワークショップ会場は、参加者間で2メートルの距離を保つように、余裕を持った着座で行う予定です。
(問い合わせ先)点群データ分析WS事務局:
masa_mizui@ftr.co.jp