【2022年10月20日 20:00】誰ひとり取り残さないを考える ~筋萎縮性側索硬化症(ALS)になって気づいたこと~

障害分野で働いた経験のある方が難病患者、重度障害者になってあらたに気づいたことなどをお話いただきます。

ALSや障害の話だけではなく、SDGsの基本理念「誰ひとり取り残さない」を考えるきっかけになるかもしれないイベントです。

障害者差別解消法が2013年に制定されて以降、 少しずつ制度が整えられ、  障害者への差別もある程度解消され、障害者の社会参加も徐々に促進されてきたように思います、そのように思いたい、そうであって欲しいと願うばかり。令和時代の日本における障害者を取り巻く環境はどのような状態か?たった一人の事例ではありますが、一人の障害者から見た私たちの社会のありようをこの機会に一緒に眺めてみましょう。

国際協力や東日本大震災の復興支援の現場で、教育、福祉、障害分野等の仕事に携わってきた河原あゆみさんは2020年にALSの診断が確定し、重度障害者となったことによって新たな学び、発見が数多くあるそうです。

例えば、いつものレストランで食事ができなくなったのはなぜか?完成した補装具をすぐに利用できなかったのはなぜか?目的地までの移動に以前の2倍の時間がかかるのはなぜか?仕事を辞めざるを得なかったのはなぜか?バリアフリーの公営住宅に入居できないのはなぜか?民間アパートが見つからないのはなぜか?病室でインターネットが使えないのはなぜか?入院すると1週間以上入浴できなくなるのはなぜか?入浴も排泄も異性介助になるのはなぜか?難病患者の療養生活が忙しいのはなぜか?重度障害者が学校や職場で必要な介助を受けられないのはなぜか?制度として認められている必要なサービスを受けられないのはなぜか?ALS患者が施設入所を断られるのはなぜか?60%以上のALS患者が自ら死を望み、実際に死んでいくのはなぜか?

などお話いただきます。ぜひお気軽にご参加ください。

日時: 10月20日 20:00から

会場:オンライン(zoom)

参加料:無料

申込:

話題提供者:河原あゆみ 

青年海外協力隊員としてタイの特別教育学校(障害児のための寄宿学校)で働いたのをきっかけに、JICA専門家などとして障害分野、教育分野、コミュニティ開発分野の仕事に従事。2015年からは岩手県野田村役場で被災者支援、生活保護、児童福祉などを担当。2020年からは横浜市教育委員会でスクールソーシャルワーカーとして勤務。その年の12月にALSの診断確定。現在、無職、三崎町教会信徒(クリスチャン)、在宅療養中で入退院を繰り返している。

重要ポイント!

日常生活では大変なことも人並みにあるわけですが、それでも医師、看護師、PT、OT、ST、ケアマネージャー、福祉用具業者、薬剤師、保健師、市の障害担当者、介護福祉士、ヘルパー、ALS患者仲間、難病・障害者仲間、家族、友達、近所の住民など実に多くの人々に助けられ、おかげさまでそれなりに楽しい療養生活を送っています。今年1月にはフロリダ旅行、6月には北三陸旅行など、コロナ流行の隙間をぬって思い出作りも着々と進めてこられたのも感謝です。

ーーー

■注意事項■

※本イベントの画像は当日参加できない人のために録画のうえで公開を行う場合があります。
※オンラインの方は基本的には画面オンでの参加をお願いしたいですが、差しさわりのある方はオフでお願いします。
※申し込みいただいた個人情報は今後のイベントの案内やアンケートにのみ使わせていただきます。
(但し、いつでも案内の停止は承ります)

このフォームでの申込みがうまくいかない方は、同様の内容を
info@nogezaka-glocal.comあてに送付していただいても結構です。

(メールアドレスのご記入にご注意ください。間違っていると接続情報を届けることができません)


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