このたびは書評会「松木裕美『イサム・ノグチの空間芸術』
」(企画:日本建築学会近畿支部建築論部会若手小部会、主催:日本建築学会近畿支部建築論部会)への参加申し込みありがとうございます。新型コロナウイルス感染症対策を施しながら、本書評会は対面実施とします。
開催日:2023 年 3 月 19 日(日) 10時〜 庭園見学会 1回目
11時〜 庭園見学会 2回目 ※2回とも同内容
13時〜 書評会
開催地:東福寺本坊庭園(見学会)
※庭園案内役:上野友輝(広島工業大学)※松木裕美・木村智
※集合場所:東福寺本坊庭園受付
(〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目 庫裡)
京都美術工芸大学 東山キャンパス W305 教室(書評会)
※W305に変更になりました。
当日までに会に関する追加の情報をメールにてお伝えする場合がありますので、
メールアドレスは間違いの無いように、ご確認の上で送信ください。よろしくお願いいたします。
お問い合わせ: 日本建築学会近畿支部建築論部会若手小部会
幹事 木村智 (k-satoru@fc.ritsumei.ac.jp)
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日本建築学会近畿支部建築論部会
書評会「松木裕美『イサム・ノグチの空間芸術』」
本企画は淡交社から2021年5月に出版された松木裕美『イサム・ノグチの空間芸術 』の書評会です。本書はノグチの彫刻と庭園に関する豊富な図版と写真資料を手掛かりに、多民族・多文化の共生を目指すノグチの理念を明らかにしながら、アメリカと日本を横断したノグチの新たな一面を浮かび上がらせています。
そこで、イサム・ノグチ研究者である今村友里子先生(舞鶴工業高等専門学校)やランドスケープ・アーキテクトの大野暁彦先生(名古屋市立大学)をお招きして、ノグチの風景論と本書の意義について、ノグチも影響を受けたであろう東福寺本坊庭園の見学を踏まえて、活発な議論をする場を設けたいと思います。さらには若手小部会メンバーであり、アルベルティの図面表現の研究を進めている三木勲先生とグローバルヒストリーとしての建築史にお詳しい江本弘先生にもご登壇いただき、建築論や近代建築史として、庭園の実例を研究する方法について議論を深めていきたいと考えています。
書評会日時・会場
2023 年 3 月 19 日(日) 13時〜16時 (12時30分開場)
対面開催
予約制・参加費無料
式次第
13:00〜13:10 司会の挨拶と筆者、評者のご紹介(木村智)
13:10~13:25 解題1:冨久亜以(熊本高等専門学校)
(第1章「広がる世界、閉じる社会」、第2章「空からの破壊、地中からの再生」
の要約と質問)
13:25~13:40 解題2:和田健志(広島工業大学上野友輝研究室)
(第3章「へゲモニーとヘテロトピア」、第4章「中心の再創造」の要約と質問)
13:40~14:00 評者1:江本弘(京都美術工芸大学):グローバルヒストリーの観点からみた書評)
14:00~14:20 評者2:三木勲(京都芸術大学):専門の図面表現史からみた書評
14:20~14:40 評者3:今村友里子(舞鶴工業専門学校):イサム・ノグチ研究者からの書評
14:40~15:00 評者4:大野暁彦(名古屋市立大学):ランドスケープ・アーキテクトとしての書評
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00 討議(登壇者と来場者) ※敬称略