富山市のコンパクト・スマートシティ構想に学ぶ「SDGs未来都市」の在り方 を以下の日程で開催します。
会場定員の関係で参加人数に限りがあります。事前のお申し込みをお願いします。
* 基調講演&トークセッション
開催日:2023年11月12(日)
開場:13:00 開演:13:30 終了:16:30(予定)
会場: CCC 静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター2F多目的ルーム
参加費:無料
主催:公共空間を考える会 https://www.facebook.com/profile.php?id=100063543777230
第一部 基調講演 13:30〜14:30
「世界のモデルにもなった富山市の都市戦略。その成功の秘密とは。」
ゲスト講師 美濃部雄人さん (富山市副市長、前静岡市副市長)
第二部 静岡市の未来を考えるトークセッション 〜16:30予定
「市民の想いと行政の思い。いいまちとは何でしょう?」
パネリスト
・鳥居 久保さん(一級建築士、企業組合 針谷建築事務所会長)
・大木 真実 さん(NDC&DESIGN INC. デザイナー/アートディレクター)
・西 美有紀さん(一般社団法人草薙カルテッド コミュニティマネージャー)
コーディネーター
・甲賀 雅章 (創造の広場主宰・Creator TAPSメンバー)
基調講演
2003年度、コンパクトシティ政策の検討を開始。当時、全国で最も人口密度が薄い県庁所在都市、全国2位の自動車依存都市でもあった富山市が、2018年には「SDGs未来都市」にも選定され、今や多くの地方都市再生の手本となり、その戦略は海外でも高い評価を得ています。富山市ではコンパクトなまちづくりを基本方針として、次世代型路面電車(LRT)を含む公共交通機関を整備し、社会インフラを集積してきました。そして、住民の方々にできるだけ沿線に居住してもらえるよう、様々な施策を実施しています。その基本となるのが、マーケティングの視点も取り入れた「都市経営」の発想です。そこには、様々なアイディアが実行されています。2022年度には、センサーネットワークやデータ連携などを活用して市民生活の質や利便性の向上を図る「富山市スマートシティ推進ビジョン」を策定。「誰一人取り残されることなく、便利で安心して暮らせるまち」を目指し、多様性を尊重し、ますます深化を続ける富山市の秘訣は?政策の継続とも言われていますが、その戦略の裏側に迫りながら、静岡市の在り方を探っていきたいと思います。
第二部
富山市は誰一人取り残されることなく、便利で安心して暮らせるまちを目指しています。2003年から変わらない政策が継続されています。静岡市の公共空間づくりにずっと関わってきた建築家「鳥居 久保、沼津で次々と新しい仕掛けを展開するデザイナー「大木 真実」、学生時代から新たな視点で静岡市のまちづくりに関わる市民活動家「西 美有紀」を交えて、静岡市の未来形を探ってみたいと思います。
(公共空間を考える会 クリエイティブディレクター/甲賀雅章)
*公共空間を考える会 https://www.facebook.com/profile.php?id=100063543777230
TAPS(公共空間を考える会)はイギリスにおけるCABE(英国建築都市環境委員会)に学び 静岡市における公共空間の使い方、デザインの管理を目指し設立された市民による任意団体です。