弊社の創業者で初代社長の不窮斎高野忠男は、生家が竹工芸店を営んでいた影響もあり、幼少より竹に親しみ、その魅力に傾倒してきました。特に千利休が、自然界が生む竹の美しさを茶道具に用いたその心眼に感服し、茶道具作家としての道を選びました。その遺志と技術は脈々と後人の職人に受け継がれ、現在も弊社は竹に限らず新たな自然素材に取り組み、上質な茶道具作りを続けています。竹林から伐り出した竹を製材し、素材ごとに違う特性を見極め、様々な技術を持った弊社の職人が生地から塗りの工程に至るまでひとつひとつ丁寧に製品へと仕上げていきます。素材はもちろん、茶杓、花入などの茶道具からお箸やカップなどの日用品の製作風景、漆職人による仕上げ、指物の職人の手仕事など様々な製作の現場を説明しながら案内します。
●開催日程: 2023年2月16日(木)午前の部10:00〜/午後の部13:00〜
2023年2月17日(金)午前の部10:00〜/午後の部13:00〜
●開催地: 高野竹工本社/工場
京都府長岡京市勝竜寺東落辺14-15
最寄り駅 JR長岡京駅より徒歩20分
駐車場なし