2030年度に温暖化ガス排出量を半分近く削減するとした政府目標を踏まえ、現在、第6次エネルギー基本計画の策定が進められています。
世論は再生可能エネルギーへの期待を高める一方で、経済界からは、気候変動対策と産業競争力の両立には原子力発電の再開はもとより、リプレース、新増設が急務との提言がなされる他、原子力の技術や人材を維持するには今回のエネ基改訂が「ラストチャンス」との危機感も囁かれており、新計画で原子力がどう位置づけられるかが注目されています。
本シンポジウムは都市大・早大大学院の「原子炉核工学特論」および「核燃料サイクル工学特論」の講義の一部として実施するもので、エネルギー政策や原子炉・核燃料サイクルの専門家をお招きし、次代を支える院生らとともに、新エネルギー政策における原子力の在り方について考えます。
【シンポジウム名称】
カーボンニュートラルを目指す日本のエネルギー政策と原子力
【開催日時】2021年7月7日(水)9:30-12:10
【主な対象】大学院生、大学生、エネルギー関係者一般
【主催】東京都市大学・早稲田大学大学院共同原子力専攻
【開催方式】オンライン(ZOOM使用)
【参加費】無料
【参加申込】
https://forms.gle/trHp5f7aPavecU687(締切り:7月6日(火)12:00)
(ZOOMリンクIDは申込受付後、事務局から連絡します)
【プログラム】
(司会進行 都市大 高木)
開会挨拶
講演1「カーボンニュートラルと原子力」(60分)
電力中央研究所 経済研究所長 長野浩司氏
休憩 (10分)
講演2「炉型と核燃料サイクルの長期的な戦略」(60分)
日本原燃 フェロー 田中治邦氏
総合討論 (30分)
閉会挨拶
【問い合わせ先】
東京都市大学 理工学部原子力安全工学科
原子力システム研究室 高木
mailto:
takaki_labo@tcu.ac.jp