新型コロナウイルスによって移動が制限されたことで、自分たちが暮らす地域を見つめなおす契機にもなりました。東京都文京区と台東区にまたがる谷中・根津・千駄木の頭文字をとった「谷根千」と呼ばれる地域は、震災にも戦災にも被害から免れ、多くの建物が残ったことで、当時の街並みが残り時代遅れの町と言われても、乱開発に危機感をもった地元住民は再開発ではなく、修復・保存型のまちづくりを選択しました。
作家の森まゆみさんは、1984年に女性3人で地域雑誌を編集し、「谷根千」の町の歴史や住民の暮らしを記録し、人々の記憶を記録にかえローカルプライドを高め、今では東京屈指の人気エリアとして多くの人々が訪れるテーマパークになっています。森まゆみさんが手がけた40年のまちづくりについてご講演いただきます。
■日時:令和4年8月9日(金)18:30~20:00
■場所:阿南市商工業振興センター2階(阿南市富岡町今福寺34-4)
■講師:作家 森まゆみ 氏
■参加費:無料
■申込締切:8月5日(月)17:00
※参加申込の方は下記フォームに入力ください