1987年、丹下健三初代会長はJIAの活動基軸として「建築家職能のための法体系整備を進
める」ことを掲げました。鬼頭会長(当時)は1992年の総会で、世界基準の建築家を育成す
る「建築家資格制度」の確立を目指すことを表明、2003年度にはUIAアコードを満たす「
登録建築家」の認定・登録が始まります。その前年度、別途準備中であった建築士会連合
会の「統括設計専攻建築士」と相互に同等性のあるものへと整備、長期的
には統合していきましょうと二会で合意したものの実現せず…。JIAでは2015年に「正会員は全員が登録
建築家になるものとする」と会員規程を改めるなど、制度の推進に努めてきましたが
、2017年以降は漸減傾向にあります。昨年、資格制度に関する理事懇談会が数度にわたり
開催され、会長を中心に今後の大きな方向性の案がまとめられました。今回それを元に、
建設的に広く意見交換する場を設けます。ぜひご参加いただいて、自分たちの今後につい
て一緒に考えましょう。
開催名称:「資格制度のこれからを考える」
日 時:2023年10月16日(水)18:00~20:00(CPD2単位申請中)
開催形式:完全オンライン(後日zoomURLをご案内いたします)
JIA建築家大会2023東海in常滑 建築大会ウィークシンポジウム