『福翁夢中伝』刊行記念講演会のお申込

早川書房では12月5日に荒俣宏『福翁夢中伝』を刊行します。博覧強記の著者が描く、近代日本の立役者・福澤諭吉評伝小説の決定版です。
これを記念して、著者である荒俣宏さんと、長年日本でフランス文学の研究や文芸評論に携わってこられた鹿島茂さんを登壇者としてお招きし、下記の日程で「『福翁夢中伝』刊行記念講演」を開催いたします。

本講演は慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて行います。視聴は無料。どなたでもご聴講いただけますので、下記要領をご確認の上、是非ご視聴ください。

【登壇者紹介】荒俣宏(あらまた・ひろし)

1947年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業(現マルハニチロ)に入社。コンピュータプログラマーとしてサラリーマン生活を送るかたわら、紀田順一郎氏らとともに雑誌「幻想と怪奇」を発行、編集。英米幻想文学の翻訳・評論と神秘学研究を続ける。1970年、『征服王コナン』(早川書房刊)で翻訳家デビュー。1987年、小説デビュー作『帝都物語』で第八回日本SF大賞を受賞。1989年、『世界大博物図鑑第2巻・魚類』でサントリー学芸賞受賞。近年は京都国際マンガミュージアム館長も務める。
おもな著作に『世界幻想作家事典』『世界大博物図鑑』『荒俣宏コレクション』『アラマタ図像館』『妖怪少年の日々 アラマタ自伝』ほか多数。

鹿島茂(かしま・しげる)

フランス文学者。明治大学名誉教授。専門は19世紀フランス文学。
1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位習得満期退学。
共立女子大学文芸学部教授。明治大学国際日本学部教授を歴任。『馬車が買いたい!──19世紀パリ・イマジネール』でサントリー学芸賞(文学・歴史部門)、『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。2022年から神田神保町すずらん通りに共同書店「Passage by All Reviews」を開く。『書評家人生』(青土社)、『思考の技術論』(平凡社)、『日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三』(中央公論新社)、『フランス史』(講談社)などがある。『渋沢栄一』(文藝春秋)、『渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説』(講談社)など渋沢栄一に関連する著作も多数。

【概要】

配信日時 2023年12月11日(月)19時00分~20時30分(予定)
場所 慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
視 聴 料 無料。
募集人数 200名
共催 公益財団法人早川清文学振興財団、株式会社早川書房、慶應義塾

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