京都大学野生動物研究センター博士後期課程1年の服部円です。ネコとヒトとの関係性の調査を行っています。調査にご協力いただけるネコさんと飼い主さんを募集しています。
(*2022年5月25日追記)
募集を終了しました。ご協力ありがとうございました。
(*2022年3月18日追記)
現在、メス猫のみ募集中です。
また京都大学(
https://goo.gl/maps/TY1qCEZiheDV38DD9)から片道3時間程度以内の関西圏(名古屋もOK)だと大変助かります。
関東やその他の地域は募集を休止しておりますが、今後ご協力いただけるようでしたら、フォームへの登録をお願いいたします。
【調査時期】
2021年12月〜2022年6月頃
*COVID−19の感染状況次第で変更する可能性があります。
【調査内容】
ネコとヒトとの関係性がどのように形成されているのか、行動・生理・遺伝子を調査することを目的としています。調査はあくまで科学的な目的のために行われ、ご協力いただいた研究により研究者や大学に経済的な利益等が生じることはありません。
■研究課題名:ネコとヒトにおける社会性および関係性の検証
研究担当者:服部円(京都大学野生動物研究センター・博士課程後期1年生)
研究責任者:山本 真也(京都大学高等研究院/野生動物研究センター・准教授)
研究協力者:村山 美穂(京都大学野生動物研究センター・教授)
木下 こづえ(京都大学野生動物研究センター・助教)
齋藤 慈子(上智大学総合人間科学部心理学科・准教授)
【調査手順】
①訪問調査
愛情ホルモンとよばれるオキシトシンをネコさんに与えることで、飼い主さんや見知らぬヒト(調査員)への行動がどのように変化するかを調べます。飼い主さん宅に調査員が2回お伺いし、ネコさんの調査をおこないます。投与方法については折り返しのメールで詳細をお伝えします。1回の訪問は1時間〜1時間半程度(1匹につき)。1回目の訪問後、1ヶ月経ったら2回目の訪問をおこないます。訪問する調査員は1名のみです。
②採尿
1回目の調査後、採取キットをお渡しします。飼い主さんご自身で3日分のネコさんの尿を採取いただきます。採取した尿はご自宅の冷凍庫で保管いただき、2回目の訪問時に回収します。
③アンケート回答
1回目の訪問後、WEBフォームで回答いただきます。ネコさんの性格や普段の様子についての10分程度のアンケートへの回答を飼い主さんにお願いします。
④DNA採取
2回目の訪問時に、ネコさんの口腔細胞と毛を採取します。口腔細胞は調査員がやわらかな綿棒で口の中をこすり採取します。毛は飼い主さんにご協力いただき採取します。採取キットはこちらで用意します。
[注意事項]
■ 1歳以上で、病気の治療中でなく、かつ妊娠していないネコさんを対象としています。
■ オキシトシン投与の際におやつの「ちゅーる」を与えます。「ちゅーる」がすきなネコさんを対象としています。
■ 飼い主さんご自身も妊娠していない方を対象としています。
■ 飼い主さん宅での行動調査にあたり、2m×3m以上の広さが必要となります。
■ 訪問調査は飼い主さんも調査員もマスクを装着し、感染対策をおこないながら実施します。
【謝礼】
2,000円(現金)と愛猫プロファイリングシート(PDF)
・1回の訪問につき1,000円×2回訪問=2,000円をお支払いします。
・調査に使用するアンケートをもとにしたネコさんの「愛猫プロファイリングシート」を差し上げます。(調査データを解析後にPDFデータでのお渡しとなるため少しお時間をいただきます)
上記の調査にご協力いただける方は下記のフォームへのお申し込みをお願いします。
1週間以内に返信のメールをお送りさせていただきます。