言語文化教育研究学会 特別企画 チェンジラボラトリーによる拡張的学習への形成的介入の研究―活動理論のすすめ―
  • 講師:山住勝広氏(関西大学)
    企画:大平幸、佐野香織、嶋津百代、八木真奈美
  • 日時:2023年11月5日(日)10:30~12:30
  • オンライン(Zoom)開催
  • 参加費:会員無料、非会員1,500円
  • https://alce.jp/spec23.html#a

 今回の特別企画では、活動理論の第一人者である山住勝広氏に「チェンジラボラトリーによる拡張的学習」についてご講演いただきます。また、研究者や教育実践者が研究・教育の枠組みにとどまらず、社会を変えていくためにどのようなことができるのか、参加者のみなさまとともに検討を行いたいと思います。

【趣旨】
 「文化・歴史的活動理論」は、人間の「活動システム」の集団的な創造に関する体系的な理論である。この活動理論にもとづき、ユーリア・エンゲストロームが提唱し、いまや国際的な研究運動を巻き起こしているのが、「拡張的学習理論」である。活動理論は、人間が、文化・歴史的な社会的実践の中で、与えられたものを超え、解放をめざして、「まだないもの」を創造していくような拡張的学習を自分たちで生み出していくことに焦点を合わせ、それをリアルに研究する方法論を構築して、多数多様な具体的研究を実行してきた。そこでは、活動の担い手たち自身が周りの世界を変え、そのことを通して同時に自分たち自身を変えていくような「変革的エージェンシー」を拡張することへの介入が、「形成的介入」と呼ばれ、研究の中軸に据えられてきた。
 本講演では、そうした形成的介入の具体的な方法として、実践者と研究者が協働で実践の創造と変革に実験的に取り組む「チェンジラボラトリー」について、私たちの科研費研究グループが小学校現場で現在進めている実施例を紹介しながら解説したい。(山住勝広)

2022~2026年度科研費(基盤研究(A):22H00084)「拡張する学校を創る―変革的エージェンシーの形成へ
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