ちごの空寝 Quiz
「ちごの空寝」の本文を読んで、下の問に答えなさい。

 [1] これも今は昔、比叡の山に児ありけり。僧たち、宵のつれづれに、「いざ、かいもちひせん」と言ひけるを、この児、心よせに聞きけり。
 [2] さりとて、しいださんを待ちて寝ざらんも、わろかりなんと思ひて、かたかたによりて、寝たるよしにて、出で来るを待ちけるに、すでにしいだしたるさまにて、ひしめきあひたり。
 [3] この児、定めておどろかさんずらんと待ちゐたるに、僧の「物申しさぶらはん。おどろかせ給へ」と言ふを、うれしとは思へども、ただ一度にいらへんも、待ちけるかともぞ思ふとて、今一声よばれていらへんと、念じて寝たるほどに、
 [4] 「や、な起こしたてまつりそ。幼き人は寝入り給ひにけり」といふ声のしければ、あなわびしと思ひて、今一度起こせかしと思ひ寝に聞けば、ひしひしとただくひにくふ音のしければ、ずちなくて、むごの後に「えい」といらへたりければ、僧たち、笑ふことかぎりなし。
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1.  [1]の部分の「言ひけるを」の「ひ」はどう読めばいいですか。ひらがなで記しなさい。 *
1 point
2. [3]の部分の「待ちゐたるに」の「ゐ」はどう読めばいいですか。ひらがなで記しなさい。 *
1 point
3. [3]の部分の「おどろかせ給へ」の「へ」はどう読めばいいですか。ひらがなで記しなさい。 *
1 point
4. [1]の部分の「ありけり」の「あり」の文法的説明として正しいものを選びなさい。 *
1 point
5. [1]の部分の「かいもちひせん」の「ん」の文法的説明として正しいものを選びなさい。 *
1 point
6. [2]の部分から形容詞を抜き出し、終止形で記しなさい。 *
2 points
7. [3]の部分の「物申しさぶらはん」について、最も適当な訳を選びなさい。 *
3 points
8. [3]の部分の「待ちけるかともぞ思ふ」について、最も適当な役を選びなさい。 *
3 points
9. [4]の部分の「な起こしたてまつりそ」について、最も適当な訳を選びなさい。 *
3 points
10. [3]と[4]の部分を読んで答えてください。児(ちご)の心の中の思いを表しているのはどれですか。6つ選びなさい。 *
4 points
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