なかなか難しい現代アートの世界。そんな世界を少しでも皆さんに身近に感じてもらいたいと思い、レクチャー付の観覧を企画しました。 静岡県立美術館で行われている「みる誕生 鴻池朋子展」企画展示に関わった同館上席学芸員の川谷承子さんにご案内いただきます。
鴻池朋子氏は、人間学/動物学、おとぎ話、考古学、民族学など幅広い学問の蓄積と、それらとの対話を重ね、『アートとは何か?』を再定義することを試みているアーティストです。
今回の企画展示を観覧すると、実際に触れられるものが多数あり、観るだけではなく、直接感じることもできます。
展示物の多くには様々な要素が混在し、カオス(混沌)を形成しながら、『人間と動物の違いは?』『生とは何か?』『アートとは何か?』ということが、伝わってくるのを感じられます。
私たちにとって、現代アートはまだまだ馴染みが浅く難解に思えるかもしれません。
川谷さんの案内を通して、今回の企画展が『私たちに問いかけるもの』を一緒に考えてみませんか?
問合せ:静岡県立大学経営情報学部 上野雄史
メール:ueno@u-shizuoka-ken.ac.jp