<趣旨> 本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした講演会です。高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして、最新の研究成果についてご講演いただきます。また、若手研究者による依頼講演や学生を中心としたポスターセッションも行います。ポスターセッションでは、優れた発表者にポスター賞を授与します。高分子・超分子・ソフトマターの合成から構造・物性にわたる基礎から応用までの幅広い話題を提供していただき、産・官・学の研究者間の活発な議論が図れる良い機会です。COVID-19の感染拡大防止策が規制緩和されていますが、先が読めない状況が続いておりましたので、今年度も合宿形式は諦めることとなりました。しかし、2日間での学会形式に戻し、時間にゆとりを持たせましたので、顔を合わせて交流・議論する良い機会になると思います。皆様の積極的なご参加を是非ともお待ちしております。
主催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日時 2023年9月8日(金)13:00 ~ 9日(土)12:30
会場 名古屋工業大学 NITech Hall 1F (ポスター会場はNITech Hall 2F ラーニングコモンズ)
https://www.nitech.ac.jp/access/campusmap.html
交通 JR東海 中央本線「鶴舞駅」名大病院口から東へ約400m、地下鉄 鶴舞線「鶴舞駅」4番出口から東へ500m、地下鉄 桜通線「吹上駅」5番出口から西へ900m
プログラム
1日目<13:00 ~ 18:30>
13:00~13:05 開会式
13:05~13:25 「生物から学ぶ高強度な傾斜機能材料デザイン」 桑田 力真(名古屋工業大学)
キーワード:傾斜機能材料・生体模倣工学・積層造形技術
13:25~13:55 「ラダー化を基盤としたラセン構造の構築」 沖 光脩(名古屋大学)
キーワード:アルキン芳香環化・ラセン構造・光学分割
13:55~14:55 「2次元粒子強化高分子複合材料 黒瀬 隆(静岡理工科大学)
キーワード:2次元粒子・複合材料・軽量化
14:55~15:10 休憩
15:10~15:40 「硫黄フリー粘着剤を志向した連鎖移動剤の開発」 川谷諒・高坂泰弘(信州大学),宮本豪・吉野聖月(綜研化学)
キーワード:硫黄フリー粘着剤・付加開裂連鎖移動・α置換アクリレート
15:40~16:40 「荷電π電子系の規則配列構造による電子・光機能の発現」 羽毛田 洋平(立命館大学)
キーワード:荷電π電子系・イオンペア・イオンペア集合体
16:40~16:50 休憩
16:50~18:30 ポスターセッション (前半:16:50〜17:40、後半:17:40〜18:30)
2日目<9:30 ~ 12:30>
9:30〜9:45 「酸・塩基相互作用を利用したビフェニルイルアセチレンモノマーの水中でのらせん選択記憶重合の開発」 奥田省吾(名古屋大学)
キーワード・ヘリシティ・らせん構造・キラリティ・水溶性高分子・らせん記憶
9:45〜10:00 「障害物中を弾道的に運動する棒状粒子の特異な拡散性」 仲井文明(名古屋大学)
キーワード:確率過程・拡散係数・棒状粒子・分子シミュレーション
10:00〜11:00 「多様な機能を持つ実用高分子薄膜の開発と社会実装に向けた取り組み」 佐藤知哉(産業技術総合研究所)
キーワード:表面・薄膜・ぬれ性・多機能性・社会実装
11:10〜11:20 休憩 (10分)
11:20〜12:20 「最重安定元素であるビスマスを活用した機能性ポリマーの合成」 松村吉将(大阪工業大学)
キーワード:ビスマス・高屈折率ポリマー・X線遮蔽性ポリマー・フォトクロミズム
12:20〜12:30 閉会挨拶(+ポスター賞表彰)
参加要領
1)定員100名(ポスター発表:最大60件)
2)多くの研究室から発表していただくため,ポスター発表の申込数は研究室あたり 5 件を上限とします(教員ごとに別運営の場合は指導教員あたり 5 件)。
3)参加費(当日徴収、テキスト代を含む) ① 大学・官公庁・企業: 3,000円 ② 学生: 無料③ 部分的な参加も歓迎致します。
4)発表・参加申込締切 8月7日(月)
5)申込方法 本申込Webフォームにてお申し込みください。
6)幹事:松原翔吾(名工大) matsubara.shogo<at>nitech.ac.jp, 江口裕(名工大) eguchi.hiroshi<at>nitech.ac.jp, 信川省吾(名工大) nobukawa<at>nitech.ac.jp