【募集終了しました】
ふくい産学官マッチングミーティングとは?
大学のシーズ(知見、技術)をテーマ毎に小人数で知る、繋がる大学と企業・団体とのマッチングイベントです。 講義後、テーマについて講師と参加者が話し合いを行い深堀します。
第1回のテーマは「獣害被害抑制と生態把握に向けた獣害対策DXプラットフォームの構築(MORIoT)」
【講師プロフィール】
安彦 智史
仁愛大学 (jindai.ac.jp)
博士(情報学),仁愛大学人間学部コミュニケーション学科
准教授,画像処理,Webマイニング,3次元点群処理の研究に従事,情報処理学会MBL研究会運営委員,情報システム学会研究普及委員,総務省北陸総合通信局福井県青少年安心・安全ネット利用促進連絡会 座長,青少年愛護審議会委員
【概要】
福井県の中山間農地において、獣害による深刻な被害が生じている。本研究では、ICT(多地点メッシュ、AIカメラ等)と獣害忌避(光、音、匂い、レーザー)を活用し、カメラによる効率的な生態把握と共有、動物に応じた忌避の実現、自然エネルギーでの持続運用を目的に研究を進めている。
LPWAによる電波到達実験(広域)
⇒村国山に電波塔を設置、広域ネットワーク網での地点連結実験
LPWAによる電波到達実験(山間)
⇒持続費用の掛からない山間部でのメッシュネットワーク構築実験
自然エネルギーを用いた電子機器の持続運用実験
⇒太陽光と風力のハイブリッドによる山間部の持続運用実験
ICTを用いた獣害忌避対策実験
⇒カメラやセンサーをトリガーとした獣害忌避効果検証
Node-Redを用いた獣害モジュールの状況把握フレームワーク
⇒機器からの画像転送、誤検知の低下アルゴリズムの開発
【企業の取組に対して協力できる主な事項】
・協働論文執筆
・12Vで動作する機器であれば本システムとの連携実験/有効性検証
【シーズ活用に期待が持てる企業】
多地点から画像データを集めて管理したい(プラント、工場、災害、防災、獣害、遠隔操作)
多地点からセンサー情報を集めたい
IoTデータを効率的にネット上から閲覧した
中山間農地での獣害対策(罠捕獲や忌避)に寄与したい
【開催について】
日程:2023年3月8日(水)
時間:14:00~15:30 受付13:30~13:50
会場:仁愛大学 図書館 ラーニング・コモンズ
入場:無料
主催:未来協働プラットフォームふくい実行部門会議3「企業や地域の課題解決」
仁愛大学・福井県総務部大学私学課
定員:10組 ※応募が定数を超える場合、応募動機をもとに選考にて決定します。
※2月25日迄に決定しメール致します。
※1組複数名での参加は可能ですが、ディスカッションは1名のみの参加となります。
他の方はディスカッションを見て頂く形となります。
募集期間:2月20日㈪
当日の流れ
・13時30分~13時50分 受付 ※講師、参加者で時間に余裕があれば各々名刺交換を行って頂きます。
・14時00分~14時45分 講義開始
・14時50分~15時30分 ディスカッション
問い合わせ
未来協働プラットフォームふくい実行部門会議3「企業や地域の課題解決」コーディネーターinfo@machidukuri.fukui.jp 竹本祐司