事前学習資料利用規定
本資料は、全人的医療WS参加者用の事前学習資料です。
設問の横に「ポイント」と記載があり、登録後「採点」されますが、これは、本資料及び、WSの改善のみに役立たせて頂きます。
本資料(公開用)に対しての疑義・コメントは会場でお受けいたします。
I. 今回の全人的医療WSの目的と個別目標は、以下の通りです。
目的:日々の診療で全人的医療を実践するために、病む人の「存在」に深く配慮し、適切に援助をする方法や態度を身に付ける
個別目標:
1)「問題解決モード」と「物語モード」との視点の違いを深く理解し、それぞれの特徴について説明できる。
2) 診療中に「問題解決モード」と「物語モード」を必要に応じて行ったり来たりできる(モードチェンジ)
3) 患者の存在に配慮し、双方向性の“語り”を担う聴き手の役割を理解し、そこにいることができる。
II. 本WSでは、主に「全人的医療」「問題解決モード」「物語モード」について理解を深めます。本WSにおいて、それぞれの言葉が指す以下の内容をご確認ください。
「全人的医療」:医学的な援助と同時に、病む人の「存在」に深く配慮し、適切に支援できる医療
「問題解決モード」: 患者の疾病に伴う課題を特定し、解決することに焦点をあてアプローチすること。
「物語モード」:患者の病いによる苦悩を、その意味の視点から捉え、配慮すること。
III. WS受講前に事前試験を解き分からなかった問題を復習してください。
パソコンからの使用を推奨しますが、スマートフォン、タブレットPCからもご利用できます。
以下の項目を説明できることを目的としています。
・患者中心の医療
・本全人的医療WSにおける二つのモード
・緩和ケア
・医療のアプローチ法
・ナラティブ・メディスン
・存在への配慮
・説明モデル、FIFE
・医療に対する認識論、構成主義的世界観
・シェアードディシジョンメイキング(SDM)
・アドバンス・ケア・プランニング