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開催日時:2021年2月25日(木)18:00〜19:30(講演時間は1時間程度、その後質疑応答)
開催地 :オンライン開催 (zoom)
講演者 :佐々木多希子 先生
所属 :山口芸術短期大学
タイトル:「走化性大腸菌におけるパターン形成と反応拡散移流モデル」
講演要旨:
1991年以降Bergらにより、大腸菌の走化性を利用した様々なパターン形成が報告された。これらのパターンでは、swarm ring(図1:大腸菌密度の高い同心円状で伝搬する波)の後ろにクラスタ(大腸菌密度の高いドット)を落とす場合(図2)と線上のパターンを作る場合(図3)がある。このパターンの理解を目指した多くの数理モデルが提案されているが、様々なパターンの出現元であるSwarm ringを再現したモデルはない。我々は、2010年に青谷らにより提案された反応拡散移流モデルを改良することにより、Swarm ringの再現を目指した。本発表では、我々の提案したモデルを紹介し、走化性大腸菌パターンの発生メカニズムについて議論したい。
主催・問い合わせ: 武蔵野大学 数理工学センター (MCME: Musashino Center of Mathematical Engineering)
E-mail:
mcme@musashino-u.ac.jp講演会参加Zoom URLはご登録頂きましたメールアドレスにお知らせいたします。
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