アフリカ・スーダンの首都ハルツームで、2023年4月15日に軍事衝突が始まりました。発生から1年が経過した今も収束の見通しは立っておらず、状況は悪くなるばかりです。
この度、今年の4月にスーダンから退避しドバイで避難生活を送るスーダン人ゼインさんの来日に合わせ、情勢報告会を開催いたします。ゼインさんは戦闘の激しいハルツームの自宅から離れスーダン国内で避難生活を送っていましたが、悪化する現地の情勢を踏まえて国外への退避を決心しました。
ゼインさんは、2023年4月に理事長の川原が退避する際、「医者と分かると連行されてしまうから、絶対に言ってはいけない」など様々なアドバイスをくれました。その後も、自身が大変な状況にもかかわらずスーダンの様子を伝え続けてくれました。
そんなゼインさんから、1人の市民として翻弄された1年間の様子を直接お伺いできればと思います。
【報告会内容(予定)】
- 軍事衝突発生から今までのスーダン国内の様子
- 国内外での避難生活について
- 現在の状況や今後の見通し
- 日本の皆さんに伝えたいこと
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ロシナンテスがかつて行っていたスーダン少年サッカーアカデミーの生徒。2011年東日本大震災の復興支援の一環で、宮城県名取市閖上へスーダン、南スーダンの子どもを招聘した際に初めて来日。これを機に日本に強い関心を持ち、まったく日本語ができない状態から、九州国際大学付属高等学校に3年間留学した。その後スーダンに戻り、ハルツーム大学に入学、卒業後はハルツームにてスポーツ店を経営、3店舗にまで事業を拡大した。しかし、2023年4月に始まった内戦により、全ての店が破壊され、商品も強奪されてしまった。スーダン国内で避難生活を送っていたが、2024年4月にドバイへと国外退避。平和を維持することの難しさを感じ、可能性を探りながら生活している。
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