開催日: 2020 年 2月21日 19時30分~21時
開催地:113-0022 文京区千駄木2-47-11 往来堂書店
お問い合わせ: 03-5685-0807 または
ohraido@gmail.com【参加費】1500円(税込み)
年号が変わっても、ラグビーのワールドカップでナショナルチームが活躍しても、そしてオリンピックが開催されることになっていても、どうも私たちの社会の生き辛さは、相変わらずのままだ。それどころか、日々の生活の閉塞感はますます募るばかり。
そんな思いを拭い去れない皆さんに向けて、二人の学者のおっさんが『男である』ことを手掛かりに、日本社会の生き辛さの原因を抉り出します。お一人が、男性学がご専門で社会学者の田中俊之さん。もうお一人が、政治学者の藤井達夫さん。
田中さんは、『男性学の新展開』を皮切りに、『男が働かない、いいじゃないか!』などで、「日本では“男”であることと“働く”ということとの結びつきがあまりにも強すぎる」と警鐘を鳴らし、日本の男性学を代表する研究者としてメディアでも活躍中。藤井さんは一昨年、出版した『平成の正体』で、労働の不安定化と社会の分断、蔓延する自己責任論の背景を見事にあぶりだし、現在その続編を執筆中。
ともにロスジェネ世代、40代半ばの二人が見た日本社会の生き辛さの実態と、それを生み出す社会の構造とは? ジェンダー/アイデンティティ、ネオリベ、ルサンチマンをキーワードに徹底的に語り尽くします。