VOL.42レビュー『問いから学ぶ「質問づくり」-学習者の思考力を育てよう-』
皆さま、猛暑の夏が終わり、学習の秋がやってきます。 学習者の活発なクラス参加を模索している皆さん、この秋、アクティブ・ラーニングへの一歩を踏み出してみませんか。朗報です!9月の講師を務めてくださるのはおふたり。サタラボでもおなじみの大隅紀子さんと世良時子さんです。おふたりとも各方面でご活躍のお忙しい中、半年かけてご都合を調整してくださいました。おふたりからの言葉をそのままお伝えします。今回も好奇心を全開にしてご参加ください!
【大隅紀子さん&世良時子さん より】
近年、アクティブ・ラーニングという言葉をお聞きになることも多いと思います。教師からの一方的な知識伝達型の授業モデルではなく、学習者自らが参加し、学びを進めることの重要性が注目されています。
語学のクラスは元々アクティブではあります。日本語のクラスで、学習者が黙ったままというのは、あり得ないことでしょう。しかし、教師が問い、学習者が答え、教師が評価するという一連の役割が固定化されてはいないでしょうか。
今回ご紹介する「質問づくり(The Question Formulation Technique)」では、学習者自身が問いを立て、それを解決していきます。7つのステップをたどることにより、発散思考、収束思考、メタ認知思考を刺激し、学習者の思考を深める活動です。
まずはクラスの参加者の立場になって「質問づくり」を体験していただき、その後、それぞれの教育現場でどう活用できるかを考えていきたいと思います。
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日 時:2019年10月6日(日) 10:00-13:00 開場9:45 懇親会:13:00-14:30頃(希望者のみ)
会 場:都内貸会議室(決定次第、ご連絡致します。)
対 象:日本語教師&日本語教育関係者(定員:先着36名)
参加費: 4,000円(当日受付でお支払いください)懇親会費:1,500円程度(希望者のみ)
申 込:メールにてキャンセル待ちのご希望をお知らせください。(サタラボ事務局:
satalabo1@gmail.com )
主 催: サタラボ
代表: 小山暁子 日本語学校勤務5年、フリーランス教師歴31年、日本語教師対象セミナー講師、執筆等受託