■講演内容:近年あらゆる要素がデジタル化され、既存のビジネスモデルや産業構造を根底から覆すデジタルディスラプターも現れ、サプライチェーンの構造自体も変革されるなど、DXは企業価値向上に一層重要な要素となりつつあります。その一方、DX化の推進に舵を取ったものの、DXを推進する取り組み方への認識不足や、取り組みに対するアプローチ不足、人不足などの問題があり、なかなか前進できていないのも現状です。今回は、デジタルテクノロジーを梃とした変革への実践事例を踏まえ、課題や苦労する事とその乗り越え方に対するアプローチをご紹介します。
■講師略歴:2002年 California State University MBA修了。富士通総研にて、製造業を中心とした業務改革支援やシステムエンジニアと共にシステム構築からサービスインにまでに至るPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)などを推進。2008年以降、富士通における新規ビジネスの共創支援、BICC立ち上げや社内実践、AI・IoT事業の立ち上げ、オファリング開発(過去のベストプラクティスをもとに開発された、具体的な成果や価値を明示した「パッケージ化されたサービス」の提供)、POC実践(概念実証)などデータを活用した業務変革・事業変革への取り組みを実践。2018年よりQUNIEにて、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やサービス化に向けたビジネスモデル変革・業務変革およびプラットフォームソリューション構築支援などを中心に伴走支援する傍ら、その経験をもとに、経営層・学生向けにDX研修等を講師として担当。