<少年 時代を振り返って思うこと>皆さんは子どものころ、田んぼや森で虫取りをしたことはあるだろうか。『網と虫かごを持った少年』は50年ほど前の日本ではよく見られた( 25 )だ。しかし現代の日本ではそんな少年を見ることは少なくなった。( 26 )、暑い外で遊ぶより、涼しい部屋の中でゲームをしたり、遊ばないで塾で勉強する子どもが増えた( 27 )だ。私が子供の頃は、夏は学校から帰るとすぐに虫取り網を持って外に飛び出した。しかし、そんな少年は仕事で東京へ来て( 28 )、一度も見たことがない。子どもには、子ども時代に必要な体験がある。「虫取り」もその一つだと思う。虫取りを体験することで、自然や命の大切さを学ぶことができる。子どもはそんなことを学ぶ( 29 )、少しずつ( 30 )していくのだと思う。
<【しょうねんじだい】を【ふ】り【かえ】って【おも】うこと>
【みな】さんは【こ】どものころ、【た】んぼや【もり】で【むしと】りをしたことはあるだろうか。『【あみ】と【むし】かごを【も】った【しょうねん】』は50【ねん】ほど【まえ】の【にほん】ではよく【み】られた( 25 )だ。しかし【げんだい】の【にほん】ではそんな【しょうねん】を【み】ることは【すく】なくなった。( 26 )、【あつ】い【そと】で【あそ】ぶより、【すず】しい【へや】の【なか】でゲームをしたり、【あそ】ばないで【じゅく】で【べんきょう】する【こ】どもが【ふ】えた( 27 )だ。【わたし】が【こども】の【ころ】は、【なつ】は【がっこう】から【かえ】るとすぐに【むしと】り【あみ】を【も】って【そと】に【と】び【だ】した。しかし、そんな【しょうねん】は【しごと】で【とうきょう】へ【き】て( 28 )、【いちど】も【み】たことがない。【こ】どもには、【こ】ども【じだい】に【ひつよう】な【たいけん】がある。「【むしと】り」もその【ひと】つだと【おも】う。【むしと】りを【たいけん】することで、【しぜん】や【いのち】の【たいせつ】さを【まな】ぶことができる。【こ】どもはそんなことを【まな】ぶ( 29 )、【すこ】しずつ( 30 )していくのだと【おも】う。