Ⅵ 次の一続きの文章を、6つの段落に分けるとすると、どこで分けるのが適切か。〔設問36〕~〔設問40〕に対して、答えなさい(各文には冒頭に文番号を付してあります)。
①嵐のようなひとときが過ぎました。②傷だらけの体を支えるようにして、つうは去って行きました。③与ひょうはひとり取り残されることになりました。④そして、そのままただぼんやりと土間に座り込んでいました。
⑤どれくらいの時間が経ったでしょうか。⑥与ひょうは暗くなったことに気付ました。⑦力なく灯りを付けました。⑧その時です。⑨突然、与ひょうが叫びました、「な、なんだ、これは!」。➉つうが去った後の部屋は、箪笥やら布団やら火鉢やら、一切の家財道具が消えているではありませんか。⑪そのありさまを見て、与ひょうは初めて気付きました。⑫つうは、ツルではなく、サギだったのです。